地覆のひび割れ誘発目地

ひび割れ誘発目地について、地覆部分に設置しない図面が多いと思われますが、地覆、縁石等はひび割れが入っても問題がないと考えて良いでしょうか。補修工では壁高欄の地覆部分にひび割れが有る場合、補修の対象となるため、最初から地覆部分にもVカット等を入れておくべきと考えますがいかがでしょうか。

定着長算定位置をls/2とする場合

 コンクリート標準示方書において、定着長算定位置を「片持ばり等の固定端で引張鉄筋の端部が定着部において、上下から拘束されている場合には断面の有効高さの1/2でよい。」とされております。この例として、柱の例と片持ばりの例が記載されておりますが、それ以外に適用してよい場合はあるのでしょうか。例えば、底版と壁との接続部や、段差のある底版どおしの接続部にも、同じような考え方を適用しても良いのでしょうか。

スランプの設計値

コンクリート標準示方書2007年版[施工編]のスランプの規定についてご教授お願いいたします。

同書では、
1/打ち込みの最小スランプの標準値
2/荷卸し箇所の最小スランプ
3/練り上がりの目標スランプ
の3段階を示していますが、設計書(工事発注図書)で表記されているスランプは、上記のどの段階の値なのでしょうか。

実際の現場でのスランプ試験が、荷卸し時にのみ行われていることを考えると、上記[2]なのかと思えます。
しかしその場合、設計の時点で荷卸し箇所と打ち込み箇所の距離が、設計の段階からある程度定められていることになり、疑問を感じます。

個人的な意見では、[1]の値のみが設計書で規定され、それを確保するために施工業者が[2]を、生コン業者が[3]を決め、その値に対して各が品質を管理する、というのが筋のように考えます。

コンクリート表面の気泡、ジャンカ等の補修要否について

コンクリート表面の気泡、ジャンカ、豆板、砂すじ等の補修要否について何か書き物(基準、指針等)があれば御教示ください。なお、対象構造物は橋梁のRC壁高欄ですが、一般的にでも結構です。
質問の意味は、ジャンカ、表面気泡等の大きさ(径)がどの程度の大きさから補修せねばならないのかということです。特に、表面気泡について何か書き物があれば幸いです。よろしくお願いします。

コンクリート舗装(土木分野)の補修について

「コンクリート舗装(土木分野)の補修について」
土木施工に関する質問です。
私は初心者の土木屋です。
詳しい方、よろしければ、ご教示ください。

現在、30年以上前に施工されたコンクリート舗装(港湾のエプロン)の打ち直しを検討しています。
舗装の損傷が大きいため「打換え」を検討しています。
コンクリート版を剥ぎ取り後、上層路盤を整形の後、コンクリートを再打設する予定です。

ここで、2点の質問があります。
>>
?上層路盤は補足材の補足で締め固め可能ですか?
通常、上層路盤は粒度が調整された材料を最適含水比で施工することになっています。
コンクリート版を剥ぎ取った後では、路盤が乱されていると思いますが、この上に補足材を補足し、締め固めることは可能でしょうか?路盤財を全部入れ替える必要は無いでしょうか?

?平板載加試験について
今回補修を予定している箇所は、30年以上前に施工されているため、路盤の厚さが不明確です。
路盤の厚さを決定するためには、平板載加試験を行い、支持力を求めるしか方法がないでしょうか?

以上よろしくお願いします。

鉄筋継手とコンクリート打継目について

道路橋示方書・同解説のP183〜184 7.8鉄筋の継手の2項の解説で『重ね継手あるいは
・・・・・打継目から1m程度以上離すことが望ましい。』とありますが、機械継手や
ガス圧接継手においても1m程度以上離さなければいけないのでしょうか?

外部拘束係数の適用方法

2007年制定 コンクリート標準示方書[設計編:標準]のp336,解説表3.1.1に外部拘束係数の適用方法があります。

壁状構造物(フーチング),“計算で使用する外部拘束係数”は,
「解説 図3.1.4(*)」ですが,「3.1.3」ではないでしょうか。

※2002年制定 施工編 p50の適用方法が正しいと理解しています。

最小スターラップ量

ボックスカルバートの壁やスラブに
最小鉄筋量0.15%の規定(コンクリート標準示方書)を適用しようとする場合、
スターラップ一本あたりの分担面積に対して0.15%以上ということになるのでしょうか?

(例)
 スターラップの分担面積が25cm×50cmの場合
 Asmin=50×25×0.0015=1.875cm2 → D16を配置する

最小スターラップ量と部材厚は無関係ということになるところに違和感を感じますが・・・

調整コンクリート

橋の補修についての質問です。
コンクリート床版の上に調整コンクリートが載っております。
その調整コンクリートがかなり劣化しており打ち換えになりそうです。
そこで、コンクリートではなく アスファルト舗装(例えば粗粒度アスコンか密粒度アスコン)で、調整コンクリートの代わりが できないものでしょうか?
根拠とともに教えてください。
コンクリートの養生期間を考えると施工が かなり難となるためです。