RC床板橋の鉄筋の引張応力度の制限値

現在、RC床板橋(張出床版なし、充実断面)の設計を行っています。
RC床版橋の鉄筋の引張応力度の制限値(許容応力度)は「H24道示」では、一般部材が180N/mm2、
床版及び支間長10m以下の床版橋が140N/mm2です。そのため、支間長10m以上の床版橋は180N/mm2となります。
「H29道示」、「R7道示」では、一般部材が180N/mm2、床版を兼用するフランジが120N/mm2です。
床版橋の制限値は規定が削除されています。(説明もなし)。
それを踏まえて、床版を兼用するフランジとは、あくまでT桁橋、箱桁橋の上フランジ部の床版部と解釈すれば、
床版橋(充実断面)は床版を兼用するフランジに該当しないと考えられないでしょうか。
したがって、床版橋(充実断面)は一般部材と判断し、120N/mm2とするのが妥当ではないでしょうか。
対象橋梁の橋長は7.5mです。

コメント

#10648

H29とR7で床版橋の制限値が削除されたわけではありません。
H29(P177)、R7(P419)に「床版及び支間長が10m以下の~」と書いてあり、
そこから飛んで120N/mm2の制限値を適用するようになっています。

よって、今回の件では120N/mm2を適用するのが妥当です。