3種4級 設計速度30km/h 積雪寒冷地の道路にて
路線内に同方向カーブ(片勾配6%、内側拡幅)があり、カーブ間の直線区間は約70mです。
クロソイド区間に橋台が入り、直線区間は橋梁になります。
一般に直線区間は拝み勾配にしますが、そうすると、横断勾配が反転するため、橋梁部で滞水が発生や橋梁の施工性が悪化などの問題が生じます。したがって、排水と施工性向上を目的に、直線区間の横断勾配を2%の片勾配としたいと考えています。
つまり、横断勾配はカーブ:6%→直線:2%→カーブ:6%と変化します。
現場特性に対して最適ですので、片勾配を適用するのが望ましいと考えていますが、基準や設計事例の観点からも根拠づけしたいと考えております。
この場合に直線部に片勾配を適用してもよいという基準はありますか?
また設計事例等はありますでしょうか?


コメント
#10587 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
10~20mの橋梁でそういうことをやったことはあります。
70mはさすがに長いのではないかな、と思います。程度問題ですが。
#10588 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
運転手が路面の変化(勾配,曲線)ありを認識するのは
設計速度の3秒走行長と何らかの専門図書で見たことがあります
今回は70mありますので長いと思われます
#10590 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
拝み勾配にする場合、縦断勾配が下り勾配で、片勾配が-6%から-1.5%に上がるクロソイドの箇所で、確実に滞水します。
これを避けるためには橋台の計画高をかなり上げて縦断勾配を大きくとるしかないですが、橋台が大きくなり、それに付随する土留め擁壁も大きくなるなど経済的な観点で避けたいと考えています。
このような現場特性の場合で、排水構造や施工性に利点がある条件においては、横断勾配の標準値の範囲内で直線部に片勾配を付するのは合理的だと考えていたのですが、「直線区間は拝み勾配とする一般的な構造」は優先するべきでしょうか?
#10591 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
帯水するのであればそれを理由に片勾配でいいと思います。
#10592 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
低規格道路(設計V=30km/h)なのだから、橋梁にクロソイド区間を介入させない施しは出来ると思います。
拝み勾配で橋梁の施工性は悪化しないです。橋梁中間点が拝みで両橋台部は片勾配の変化点に介入していると言う事ですかね?(要するに左カーブだとすると、橋台付近のR側勾配は+1.0%とか)
新規道路であればまず初めに曲線要素や縦断勾配を再考すれば良いような気がします。
上記で対処出来ない場合、片勾配にしても良いルールはないです。
高速道路の完成4車を暫定2車で供用しているケースを引き合いにすれば良いのかなと思います。
暫定2車の橋梁は片勾配です。上り車線は-2%、下り車線は+2%。それでも交通安全上の不都合は無いです。
#10595 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
みなさま返信ありがとうございます。
道路予備設計が終わっており、現在詳細設計の段階で、平面線形の見直しは現実的ではありません。縦断線形に関しても、橋台計画高を大幅に(-6%→-2%の横断勾配の変化が影響ないほど)上げる必要があり、橋台や基礎の規模が変わるため、経済性の観点で縦断勾配変更による問題解決は避けたい状況です。
橋梁区間において、片勾配から拝み勾配に変化する構造になってしまうので、それだと施工性が悪化するという意味でした(説明不足ですみません)。
発注者とも協議して、適切に構造を決めたいと思います。
#10596 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
片勾配にするなら、カーブ内側はー2%、カーブ外側はA1,A2の変化勾配を結び付けた勾配でしょうね。
そうしなければ(例えば変化勾配を気にせず、橋梁を2%片勾配にしちゃえば)、土工側で滞水エリアが出来るはずです。
道路詳細まで進んでいるなら、当然、少なからず橋梁予備も終わっているはずで、上、下部共に設計が変わりますね。
*本来、予備設計で検証すべき事項を実施設計段階で検証しているのは適切とは思えないです。
橋面片勾配にすることが構造令違反とはなりません(構造令違反とは言い切れないと言う意味です)
会計検査にも触れないです。
理由の一つは「横断勾配は排水目的のためにある事(LEVELも2%or1.5%も同じという考え)」
やるかやらぬかは、業務進行状況と構造令解釈を以て発注者が判断すれば良いと思います。
ちなみに私が発注当事者なら、ほぼ間違いなくやらないです。
事業進行状況を考えた場合、足元をすくわれるような事はしません。
それよりも、今現状で対処出来ることを考えますし、実際対処法はあります。
#10597 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
PENさん返信ありがとうございます。
どのような対処法があるでしょうか?
#10598 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
例えば排水桝増設、排水性舗装など。前者は橋梁実施設計を少し直さないといけないですけどね。
結局、完璧な対処ではないけれど、抑制はしたという落としどころで、業務を振り戻すよりは痛手は少ない。
今は思い浮かびませんが、他の方法もあるかも知れません。
#10599 Re: 道路設計 直線部への片勾配の適用
おっしゃるように、完璧な対応とはならないので、路面勾配の工夫で排水機能の確保をしようと考えておりました。
路面勾配の工夫で滞水を解消するか、幾何構造を大幅に変更するかの2択しか私には思いつかず、悩ましい状況であります。
確かに、皆さんがおっしゃるように、拝み勾配が一般的ですし、それで排水できたらいうことが無いです。