寒中コンクリートの養生期間

養生期間(寒中コンクリート)について
コンクリート標準示方書 施工編 に記載の寒中コンクリートの養生期間について教えてください。

 (1)【解説 表12.6.1】の「なお、表8.2.1を満足しなければならない」となっていますが、
    表8.2.1には寒中コンクリートの日平均気温4度以下の項が無いから5度以上とすれば良いか。

 (2)】寒中コンクリートの養生期間は、
     1、【表8.2.1】のとおりであり、【表12.6.1】【解説 表12.6.1】は
       あくまで参考としての記載か。
       (養生期間に寒中コンクリートとの差は無い)
     2、それとも、寒中コンクリートは、【表12.6.1】【解説 表12.6.1】を満足すれば
       養生を終了させて良いか。
       (そうすると、寒中コンクリートの方が期間が短くなるが)

 (3)寒中コンクリートの養生期間として、【解説 表12.6.1】はあくまで「目安」なので
    表12.6.1「養生終了時の所要圧縮強度標準」による強度を満足すれば養生は終了させて良いか

 (4)国のある機関の共通仕様書は、【解説 表12.6.1】の「目安」が抜けて決定事項とされて、
    しかも高炉セメントを使用しているので、養生期間が長い。
    寒中コンクリートで養生期間が短くする方法はあるか。
    (「なお、表8.2.1を満足しなければならない」が余計)

 (5)連続、しばしば水で飽和される場合とはどの期間のことか?
    1、養生期間中
     (とすれば、連続しばしば水没する場合とはどのような場合か)
     (水没する場合水温が10度となる場合は?)
    2、養生期間〜強度発現(28日)まで(理由は不明)
    3.養生期間〜供用(供用中の状態と考えるのが普通か)

以上よろしくお願いします。
(参考)2007年制定の施工編:施工標準
1    湿潤養生期間 日平均気温  普通セメント  【表8.2.1】
            15度以上   5日
            10度以上   7日
             5度以上   9日
          (5度以下)  記載無

   上記表は、冬季以外の期間の養生期間を示しているが、寒中コンクリートの項では、

2  養生終了時の所要圧縮強度の標準             【表12.6.1】
    (1)連続しばしば   普通の部材   12N/mm2
       水没する場合
    (2)普通の状態    普通の部材    5N/mm2

   上記表の強度が発現したら養生終了しても良いとなっており、

3  上記の圧縮強度を得る養生期間の「目安」として      【解説 表12.6.1】
    湿潤養生期間      養生温度  普通セメント  
    (1)連続しばしば   10度     7日
       ・水没する場合   5度     9日
    (2)普通の状態    10度     3日
                 5度     4日

    「なお、表8.2.1を満足しなければならない」    と記載されています。

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ひび割れの深さについて記述された書籍を探したのですが、該当する本がありません。
もし、そういう書籍をご存知でしたら教えてください。

以上、解答をよろしくお願いします。

セパレーターのかぶり厚さについて

 教授お願い致します。
セパレーターは「Co標準示方書(施工編)※型枠の施工」でコンクリート表面から2.5cmの間にあるボルト、棒鋼等は取り去り...モルタル等で埋めておく必要がある。と記載があります。
 現在、多くのコンクリート工事を見ていますが、セパレーターのかぶりの考え方が現場では様々で、鉄筋では7cm(例)のかぶりをとるのにセパレーターのかぶりを2.5cm程度しかとっていない現場や、鉄筋と同じという考えで7cmをとる現場とがあります。
 私の考えでは同じ鋼材で出来ている点及び、Pコーンの箇所に発生する初期ひび割れ(沈下ひび割れ)を考慮し、塩害や中性化等を考えると、鉄筋と同等で考えるべきではと思っています。
 また、最近、新技術等で外側主筋にクリップを付けセパレーターを溶接し型枠を止める方法が多く採用されるようになってきました。その場合では主筋とセパレーターが結合されていますので、セパレーターに腐食が発生した場合、主筋まで腐食してしまう危険性もあります。
 その他にも、現場ではセパレーターを主筋の上に直に配置し施工しているところもあります。そういった現場でもセパレーターのかぶりが2.5cm程度で、長期的にもたないコンクリートになってしまっているのではと思っています。
 セパレーターのかぶりは2.5cmで良いのか、鉄筋と同じ考えで施工するべきか、回答をよろしくお願い致します。

鉄筋のかぶり厚について

ご教示ください。                                   コンクリート標準示方書【施工編】(土木学会)の型枠の施工における解説では、コンクリート表面から2.5cmの間にあるボルト、鋼棒等の部分は、穴をあけて取り除くよう記載がありますが、そもそもこの2.5cmとは、どのような工事(建築工事か土木工事か等)を対象とされて決められているのでしょうか?
よろしくお願いします。                                (参考までに、道路橋示方書【共通編】での鉄筋のかぶりは、一番小さいもので大気中の場合のはりの35mmとなっています。従って、コンクリート表面から35mmの間にセパレータの鋼棒が残らないようなサイズのピーコンを選定するようにしています。)