擁壁工指針における「直高」の考え方について
擁壁工指針P169に記述されている直高の考え方は「積ブロック部分の鉛直高さを直高」されています。
指針同ページの解図は背後地が天端コンクリートからフラットになっている状況です。
では、積ブロックの天端コンクリートのすぐ上にコンクリートのパラペット堤があるような河川堤防の場合も直高は積ブロック天端コンクリートまでと考えてよろしいでしょうか。それともパラペット堤までを直高として積ブロックの控長等は設定したほうがよろしいでしょうか。
擁壁工指針P169に記述されている直高の考え方は「積ブロック部分の鉛直高さを直高」されています。
指針同ページの解図は背後地が天端コンクリートからフラットになっている状況です。
では、積ブロックの天端コンクリートのすぐ上にコンクリートのパラペット堤があるような河川堤防の場合も直高は積ブロック天端コンクリートまでと考えてよろしいでしょうか。それともパラペット堤までを直高として積ブロックの控長等は設定したほうがよろしいでしょうか。
土木学会2025年10月新刊のご案内『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』
建設技術研究委員会 仮設構造物の計画と施工改訂小委員会から、『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』が発刊され、好評発売中です。
「仮設構造物の計画と施工」を15年ぶりに改訂しました。
本書は、建設会社を中心とした実務経験が豊富な現場技術者・設計技術者が中心となり、現場経験や設計の実務経験を通じて身に着けたノウハウをとりまとめた図書になっています。仮設構造物は、一時的な構造物と軽視されがちですが、実は設計と施工の両方に関する十分な知識を把握していないと適切な計画ができない非常に難しい工種です。本書は、初級~中級技術者が仮設構造物を計画する場合の手引書とて執筆しています。本書を読んで仮設構造物の計画と施工の難しさを知ると同時に、自分が立てた仮設計画で現場が順調に進捗する醍醐味を味わっていただければ幸いです。
(書籍情報)
■編集:建設技術研究委員会 「仮設構造物の計画と施工」改訂小委員会
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防護柵の設置基準・同解説にて定義されている 種別:P(転落防止柵)の根固め寸法(300×300×450)についてご教示下さい。
同基準にて設計強度・設置高・支柱間隔および地耐力がN値10程度の砂質地盤かつ路肩側方余裕500mm以上の場合、上記寸法になる様
ですが、その計算方法については過去の図書中でも記載が無く、某メーカーさんの計算書を入手したのですが、
基礎幅:B(cm),基礎深さ:D(cm),防護柵支柱間隔:L(cm),防護柵設置高さ:H(cm),水平方向設計荷重:wh(N/cm) 時、
水平方向作用力:Pkh = wh×L(N) となり、根固め寸法の基礎深さについての考察式が、
必要根入れ:I=(4×Pkh+((4×Pkh)^2+24×B×qah×Pkh×H)^0.5)÷(2×qah×B) となっているのですが、この時の qah:水平方向地耐力の
値が、計算書中で 20N/cm^2 となっているのですが、N値10程度であれば 10N/cm^2 ではないのでしょうか?
単純にN値10程度の時の地耐力を10とし、短期であることから2倍して20という考え方なのでしょうか?
通常のフェンス基礎等の独立基礎の計算時には、地盤の鉛直方向地耐力 (fe) を長期で考え、地盤の短期許容横方向地耐力は 2/3×fe と考えるので、この考え方だと 上記の qah は 6.7N/cm^2 となる様に思うのですが・・・
この考え方からP種防護柵の根固め寸法を計算すると、300×300×450 にはならないのですが、どの様な考え方で計算されているでしょうか? どなたか明確な回答をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示下さいます様、お願いします。
化粧型枠についてお教えください。
残存型ではない通常の化粧型枠を擁壁に使用します。
積算基準書を見てますと、処分費を別途計上するようにあります。
この場合の処分費は、型枠全体面積なのか余った化粧型枠の面積なのか、どちらを計上するものでしょうか。
ご教授お願いします。
トンネル工学委員会技術小委員会シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会から、『トンネル・ライブリー35国内外におけるシールドセグメントの設計法』が発刊され、好評発売中です。
本書は,トンネル工学委員会技術小委員会のもとに設置された「シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会」の活動成果をまとめたものである.本書では,主として,セグメントリングの設計法を対象として,①国内と海外,それぞれの主要な基準類による設計法を比較,整理したこと,②国内外の設計法を比較し,その違いは地盤の硬さによることを定量的に示せたこと,③国内外の設計法により試設計を行い,設計法が覆工断面力に与える影響を把握したこと,④施工時荷重の検討例を示せたこと,⑤これらを通じて,シールドトンネルの設計・施工の思想の体系化を図れたこと,等が大きな成果である.
本書が,国内外のシールドトンネルの覆工設計法の相互理解の一助になれば幸いである.
設計初心者です。
道路土工の数量算出にあたって、路床と路体を区分すると思います。
路床は舗装下1mの部分を指すと思いますが、車道と歩道がある場合にはどのように考えるのでしょうか?
あくまで車道の下だけで、歩道の下は路体なのでしょうか?
個人的には、車道、歩道を含めて1mは路床と思うのですが、ご教授願います。
標準設計の小型擁壁SGW44を使用している構造図があるのですが、擁壁の背面勾配が0.5ではなく0.567になっています。
これはどういう意味なのでしょうか?
構造図ですので、横断の方向とは関係ないと思うのですが。
ブロック積擁壁の天端コンクリートの計上についてお教えください。
天端コンクリートは、ブロック積の面積に含め、別途計上はしないと理解しているのですが間違いでしょうか。
ブロックと分けて、厚み10㎝でコンクリートとして数量算出して、計上するのでしょうか。
建設技術者のための情報発信サイト「コンコム」では、
10月1日に新規記事を更新しました。
☆☆注目動画☆☆
【小規模工事におけるICT活用】
https://concom.jp/contents/video_learn/vol020/
【今月の新着記事】
日本鉄鋼連盟は、わが国の土木ならびに建築分野の鋼構造に関する研究の活性化とあわせて鋼構造の健全な普及促進を図ることを目的として、日本国内の研究・教育機関等における研究者に対し助成する事業を1995年より継続して実施しています。2025年度助成事業は、下記要領にて研究テーマを公募中ですので奮ってご応募をお願いします。
1.募集期間 2025年10月1日(水)~2025年11月28日(金)