RC部材で地震時塑性化させるコンクリートの施工管理

 RC部材で地震時塑性化させるコンクリートの施工管理

 下記の考え方でよいのか、また下記の目的に合った管理基準があれば教えてください。

 レベル2地震時、橋脚基部を塑性化させ地震エネルギーを吸収させる考え方が道示に盛りこまれている。これは設計者が塑性化させる位置を指定し、レベル2地震が発生した場合、この部分でエネルギーを吸収し、応答量(力)を下げることを目的としていると考えられる。また、指定した位置以外は塑性化しないことを期待している。もし、レベル2地震時の応答力で塑性化しなかった場合、応答量は大きくなり指定した位置以外で破壊する可能性がある。従ってヒューズの設計と同じように、設定外力が作用した場合、必ず塑性化する必要がある。
 上記のような設計がなされた場合、コンクリートの強度やヤンク゛率は設計値以上であればよいというような施工管理では、設計で期待していることは再現されない。上下限をおさえた管理が必要ではないか。古い橋の耐震補強などは、コンクリートの強度やヤンク゛率を調査し評価に反映する必要があると考える。

コンクリートライブラリー107 P205

コンクリートライブラリー107電気化学的防食工法設計指針(案)p205表2.1.1について、気が付いた点あるので投稿します。
表は照合電極の換算表です。各値はS47年発行の金属防蝕技術便覧(日本学術振興会)を参考にしているようですが、飽和塩化銀電極の25℃の飽和甘こう電極の値は、0.0466Vではなくて、−0.0456Vです。+/-と小数点以下3桁目が違っています。+/-誤記は91.2mV換算値が間違うことになるのでお知らせしました。
なお、飽和塩化銀と飽和甘こうの電位差は、H12年発行の腐食防食ハンドブック(腐食防食協会)では-0.0487V、S60年の電気化学便覧では-0.04312Vです。文献により若干値が異なるようです。おおむね-0.045V(-45mV)の差があります。

コンクリート構造物の表面保護工

コンクリート構造物のメンテに携わっているものですが、最近役所などの打ち合わせで、ASR対策の表面保護工やひび割れ注入に関し、何か目新しい方法はないかとよく聞かれます。こちらとしては一応、シラン+PCMがいいのではと言っておりますが、何か他に推薦できるような材料及び工法方法がございますでしょうか。

並列する橋の風荷重

風荷重に対する予備知識が無いため,お教え願います。

並列する橋では"水平方向の中心間距離"と"鉛直方向の中心間距離"の条件式を満足する場合,風荷重を補正(割増)しなくてはならないようです。
例えば"上り線"と"下り線"を有する路線の橋梁を設計する場合,"上り線"と"下り線"の高さが一定であるならば,補正を考慮すべきなのでしょうか?
風の現象をよく理解していないので教えていただきたいのですが。
並列する橋に対して割増の補正を なぜ行わなくてはならないのでしょうか?渦の発生などが風下側の橋に影響するためなのでしょうか?

鉄筋SD295とSD345

道路橋示方書によると"SD295"と"SD345"の引張応力度がともに"180(N/mm2)"で同じです。
例えば"RC床版"を設計する場合,鉄筋については引張力に対し照査を行うため,材質アップに対する優位さが見られません。

しかし最近"SD345"を標準とするのが主流です。
なぜ"SD345"を標準としなければならないのでしょうか?

耐久性の向上を目的としているという見解も有るようです。しかし許容応力度による設計を行う以上,過大評価になるのではないでしょうか?

耐化学的侵食性の照査 コンクリート標準示方書耐久性照査型施工編

(1)コンクリート標準示方書施工編(耐久性照査型)6.4.6耐化学的侵食性の照査(2)表6.4.2についてお教え頂きたい。
劣化環境:SO4として0.2%以上の硫酸塩を含む土や水の接する場合-最大水セメント比50%とありますが
1)0.2%とは、重量比の%なのでしょうか
2)1)はpHで表すことはできるのでしょうか
3)0.2%以下であれば、鉄筋コンクリートのかぶりは、コンクリート標準示方書(構造性能照査編)
9.2かぶり表9.2.1が使用できるのでしょうか、使用できるとしたら環境条件はどれに当たるのでしょうか。

塩化物イオンの拡散予測式の誤差係数の求め方

コンクリート標準示方書「維持管理編」に塩化物イオン拡散予測式があり、「点検結果から得られた塩化物濃度分布を解14.2.2で回帰分析して求めてよい」となってますが誤差関数erfが未知数ですがどうしたらよいのでしょうか?

コンクリートの引張強度について

実験でコンクリート供試体を作り、割裂引張強度の測定をしました。
3回行い、平均が3.00N/mm2 でした。
この程度の強度のコンクリートは、何を作るのに使えるのでしょうか?
それともこの程度の強度では何にも使えないのでしょうか?

稚拙な質問で申し訳ないですが、回答よろしくお願いします。