ダム撤去に関するシンポジウムと研修会

ダム撤去に関するシンポジウムが開催されます。
土木計画学研究委員会 これから行われる行事の案内
・「ダム撤去のノウハウを学ぶ専門家向け研修会」(2004年3月26日、熊本県八代市で)
・「『ダム撤去』出版記念 国際シンポジウム」(2004年3月23日〜29日、全国各地で)
案内を見ていて、
「ダム撤去」というのは非常に象徴的な言葉として受け止めました。
撤去自体、技術的に大変なことなんだろうと思いますが、
ダムを撤去したその後の水資源計画、治水・洪水管理を
どのように機能させるのか気になりました。
数年来、メンテナンス・再構築の話が学会誌などにも取り上げられていて、
既存のもの・機能を大事に使い続ける、という哲学があったと思いますが、
「撤去」となると、慎重に見てしまうのは私だけでしょうか。
個人的には
東京ではなく、現場の八代や名古屋などで開催されるところに好感が持てます。
また、今後、ダム撤去に始まり、道路撤去、高架撤去、ケーソン撤去、人工地盤撤去、橋撤去、....いろんな撤去に波及していくのでしょうか。