
トンネル工学委員会技術小委員会シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会から、『トンネル・ライブリー35国内外におけるシールドセグメントの設計法』が発刊され、好評発売中です。
本書は,トンネル工学委員会技術小委員会のもとに設置された「シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会」の活動成果をまとめたものである.本書では,主として,セグメントリングの設計法を対象として,①国内と海外,それぞれの主要な基準類による設計法を比較,整理したこと,②国内外の設計法を比較し,その違いは地盤の硬さによることを定量的に示せたこと,③国内外の設計法により試設計を行い,設計法が覆工断面力に与える影響を把握したこと,④施工時荷重の検討例を示せたこと,⑤これらを通じて,シールドトンネルの設計・施工の思想の体系化を図れたこと,等が大きな成果である.
本書が,国内外のシールドトンネルの覆工設計法の相互理解の一助になれば幸いである.
(書籍情報)
■編集:トンネル工学委員会 技術小委員会シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会
(委員長:長岡技術科学大学・杉本光隆)
■定価:5,500円(本体 5,000円+税)
■ISBN 978-4-8106-1018-5
購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3460
土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。