
コンクリート委員会から、『コンクリートライブラリー168 建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術指針(案)』が発刊され、好評発売中です。
-建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術、事例を分かりやすく解説-
建設用3Dプリンティング技術は、現在では橋梁や住宅といった実構造物にも活用されており、我が国においても土木構造物の埋設型枠等への適用事例が着実に増加しています。建設現場における人手不足、工期短縮、環境負荷の低減といった社会的課題に対し、3Dプリンティング技術は新たな解決策を提供する可能性を秘めています。一方で、設計・製造・施工・維持管理の各段階においては、レオロジー特性の制御、プリント造形物の性能評価、施工中の安定性確保、装置故障時の対応策など、克服すべき課題が多岐にわたります。本書では、3Dプリント埋設型枠の製造やこれを用いたコンクリート構造物を構築する際の課題を体系的に整理し、構造計画、設計、製造、施工、品質管理、検査、維持管理に至るまでの取り扱いについて取りまとめました。3Dプリンタによる積層体の強度試験方法、設計例、プリント事例なども豊富に収録しており、建設用3Dプリント技術の導入を検討している技術者にとって最適な参考書です。
(書籍情報)
■編集:コンクリート委員会 建設用3Dプリンタによる埋設型枠設計・施工に関する研究小委員会
(委員長:東京大学・石田哲也)
■定価:3,300円(本体3,000円+税)
■ISBN:978-4-8106-1144-1
購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3464
土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。