擁壁の亀裂補修について

個人住宅の外周擁壁を重力式擁壁(H=1.5m程度)で造られているのですが、コーナー部分に斜めに亀裂が入っており、対策はどのような方法がよいのか教えていただきたい。
 擁壁には、目地材というものが入っていない為にコンクリートの収縮によってできたものと判断しています。
擁壁の形状としては、高さ1.5m程度でコの字型に施工されております。
完成後2年経って気付きました。

差筋が必要な場合の鉄筋断面欠損率

港湾桟橋梁の補修工事を行っています。
クラック部をハツリ取ったところ、鉄筋が腐食していました。
図面ではD22異形鉄筋の使用でした。
腐食した鉄筋のリブのない一番細いところで直径20mm前後でした。
添筋が必要か否か、何か公的な基準・資料はありませんしょうか?

コンクリート壁の増厚補強について

鉄筋コンクリート壁の増厚補強について教えてください。
既存の壁と増厚する壁を一体化するためにアンカーボルトの設置を考えています。
アンカーボルトの1m2あたりの設置数や径など決定する根拠となる計算式や指針がありましたら教えてください。
宜しくお願い致します。

異種金属混合部材の腐食の有無について

知識が無く困っています。異種金属について教えて頂けませんか?
鋳物(ダクタイル製)のソケットにアルミタ゛イキャストの部品を装着したいのですが、
そのアルミタ゛イキャストには、ステンレス製の部材を付けて鋳物ソケットに装着したいと考えています。
実際そのソケットを施工する時は、SGPのパイプが入ってきます。
パイプとソケット内部には、水道水が流れますが、アルミタ゛イキャストの部品には、パッキンに
よって完全に水が触れないようにします。
この様な場合、4種類の違った金属(?)が触れ合うのですが、腐食は、起こりますか?又、ステンレス製の部材を鋼の焼きなましを行ったものに変えてはどうですか?
教えて頂けませんか?

水路の磨耗補修の選定をご教示ください

配水路の磨耗劣化の補修方法についてご教示お願いします。
農業用排水路(W=4.0m×H2.5m程度)が経年の磨耗劣化により,内側が10mm程度コンクリートが減少し,粗骨材がむき出しになっていたり,部分的に剥落したりしています。
そこで,この磨耗劣化の補修を検討しております。
断面修復工法を参考書で調べた結果,次の2種類が掲載されていました。
?左官工法
?吹付け工法
施工規模は,100m2程度を考えております。
以上の補修工法の選定と選定理由について教えていただきたいです。

コンクリート表面の洗浄撥水剤

完成後、コンクリートやモルタル等が雨水の影響で3〜5年程度経過するとPHダウンに伴い、藻やカビなどの微生物が繁殖し表面を覆い美観を損なう。そこで、こうした汚れをブラシ、スポンジ等に含ませた薬剤で擦るだけで簡単に落ち、同時にシリコン粒子がコンクリート表面に入り撥水効果(1年以上持続)を発揮する薬剤を開発しました。しかしながら、小生は、貴業界に疎く材質等への影響が不確実です。実証試験では問題はなかったのですが、教えて下さい。薬剤成分は、シリコンエマルジョン、ノニオン系界面活性剤、有機酸塩等を含有し、原液PH8、0です。

自然電位測定の測定方法

JSCE-E 601-2000 コンクリート構造物における自然電位測定方法について、質問があります。
4.1と4.2には、鋼材を電位差計のプラス端子に、照合電極を電位差計のマイナス端子に接続すると定められています。照合電極をコンクリート表面に接触させるから、コンクリート表面を電位差計のマイナス端子に接続することになります。これは、コンクリート表面の電位を基準(=0)としたときの鋼材の電位を測定していることになります。なぜこのように決めたのか理由を教えて下さい。
照合電極はコンクリート表面を移動させ、コンクリート表面のいくつかの点で測定します。鋼材は、電気の良導体であり、鋼材内の任意の2点に電位差計のプラス端子とマイナス端子を接続すると、電位差は0と測定されるはずです。鋼材内の任意の2点の電位が等しいことを意味しています。コンクリート表面の任意の2点に性能の等しい照合電極を押し当て、電位差計のプラス端子とマイナス端子を接続すると、0でない電位差が測定される場合があるはずです。コンクリート表面の任意の2点の電位が等しくない場合があることを意味しています。電位が等しくない2点の電位を基準(=0)とした測定にどんな意味があるのでしょうか。
鋼材を電位差計のマイナス端子に、照合電極を電位差計のプラス端子に接続すると定める方が自然のように思います。鋼材の電位を基準(=0)としたときのコンクリート表面の電位を測定していることになります。

排水性舗装のクラックシール材について

排水性舗装に基層以下にまで及ぶひび割れが生じた時のシール材を探しています。
通常使われているクラックシール材では排水性舗装層(表層)のひび割れ幅が小さい場合、基層までシール材が届かず、排水性舗装層の下面を流れる水の遮水が行われていないように見受けられます。
排水性舗装層内を通過して、基層のひび割れをシールできるようなシール材をご存知の方教えていただけないでしょうか。ひび割れ付近の排水性が損なわれても仕方がないと思います。また、できたら硬化してひび割れ部分の補強になればよいのですが、硬化しなくても仕方がないと思います。

調査(鉄筋探査)

 古い橋脚ですが、鉄筋探査器(性能被り深さ300mm)を用いて探査したところ、反応がなく、また直接はつり350mmでも鉄筋が確認できません。
 これ以上、はつると構造物に影響がでます。しかし強度的に鉄筋が無いというのは考えられないそうです。
 鉄筋の有無を確認したいのですが、適切な調査方法教えてください。

ピーコン痕付近に生ずるひび割れについて

初めまして

沖合い2kmに位置する防波堤工事で円形の上部工(パラペット)を施工しました。
高さ800?、幅400?で、天端から20?、60?下にセパを取りました。
数日してピーコン付近に水平で20mm〜30?のひび割れが生じました。
クラック幅は、0.2?〜0.45?で、深さは、不明です。

上司に相談しましたら、セパ下に沈下が起こり、それに伴って水分が取られ結果、ひび割れが生じた と回答もらいましたが、根拠となる資料はないと言われました。

「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」に、補修の判定基準が示されておりますが、今回の場合は、それほど重要なものではないのではないか?と思うのです。

これらを報告書にて県水産事務所へ提出する際、「構造物の耐久性を考えた場合、今回のひび割れが、構造物に重要な影響を及ぼすものではない」ことを言えるような、文献がありましたら、教えていただけないでしょうか?

また、同様の場合で、クラック幅が0.8?以上の時の補修方法は、充填式を用いるのでしょうか?

ご教授頂ければ、幸いです。