排水性舗装のクラックシール材について

排水性舗装に基層以下にまで及ぶひび割れが生じた時のシール材を探しています。
通常使われているクラックシール材では排水性舗装層(表層)のひび割れ幅が小さい場合、基層までシール材が届かず、排水性舗装層の下面を流れる水の遮水が行われていないように見受けられます。
排水性舗装層内を通過して、基層のひび割れをシールできるようなシール材をご存知の方教えていただけないでしょうか。ひび割れ付近の排水性が損なわれても仕方がないと思います。また、できたら硬化してひび割れ部分の補強になればよいのですが、硬化しなくても仕方がないと思います。

調査(鉄筋探査)

 古い橋脚ですが、鉄筋探査器(性能被り深さ300mm)を用いて探査したところ、反応がなく、また直接はつり350mmでも鉄筋が確認できません。
 これ以上、はつると構造物に影響がでます。しかし強度的に鉄筋が無いというのは考えられないそうです。
 鉄筋の有無を確認したいのですが、適切な調査方法教えてください。

ピーコン痕付近に生ずるひび割れについて

初めまして

沖合い2kmに位置する防波堤工事で円形の上部工(パラペット)を施工しました。
高さ800?、幅400?で、天端から20?、60?下にセパを取りました。
数日してピーコン付近に水平で20mm〜30?のひび割れが生じました。
クラック幅は、0.2?〜0.45?で、深さは、不明です。

上司に相談しましたら、セパ下に沈下が起こり、それに伴って水分が取られ結果、ひび割れが生じた と回答もらいましたが、根拠となる資料はないと言われました。

「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」に、補修の判定基準が示されておりますが、今回の場合は、それほど重要なものではないのではないか?と思うのです。

これらを報告書にて県水産事務所へ提出する際、「構造物の耐久性を考えた場合、今回のひび割れが、構造物に重要な影響を及ぼすものではない」ことを言えるような、文献がありましたら、教えていただけないでしょうか?

また、同様の場合で、クラック幅が0.8?以上の時の補修方法は、充填式を用いるのでしょうか?

ご教授頂ければ、幸いです。

00湿潤状態のコンクリート中の塩化物の移動速度について

凍結防止剤の散布をおこなう道路では、鉄筋コンクリートの鉄筋腐食が早いところでは5年ぐらいでみられるようになります。そのようなところは橋梁の伸縮装置付近からの漏水とか、排水の不具合により濃い塩化物溶液に曝されているところで、そのため長時間湿潤状態にあるところです。

  水の存在が塩化物のコンクリート中への拡散速度にどの程度影響を与えるのかご存知の方お教え願いませんでしょうか。

  湿潤と乾燥を繰り返すのが悪いのか(乾燥するときは溶液は高濃度になりますし、濡れはじめの時水は素早く広がりますし、乾燥したときは酸素も豊富になります)。それとも、単に、局部的なコンクリート欠陥から鉄筋まで塩化物が早く浸透し、そこから腐食が広がったものなのか、興味のあるところです。

  橋梁の伸縮装置付近の漏水などについては悪影響を述べている文章はたくさんみかけますし、排水性舗装の場合にはセメントミルクを流し込み水が行かないようする等要領が変えられたりしていますが、現場では、積極的に排水対策がなされているようにみえません。排水性舗装内を流れて来た水で何時までも濡れているコンクリートを見ていると、長期的に考えた場合、排水対策をしっかりやった方が費用が掛からないように思うのですがどうでしょうか。

下水管の漏水部分の止水に関して

はじめまして。
現在、管径がφ200の下水管の漏水調査をしております。管路が不明のためTVカメラ調査をした結果、管が擁壁背面を通っていて、管内が破損しています。管路は曲がりが5箇所あります。
施工方法として、内面補強工の反転工法を検討していますが、内面補強工の反転工法では曲がりが多いと施工性が悪いので躊躇しております。
そのほか何かよい方法はないのでしょうか。
ご教示のほどよろしくお願いいたします。

コンクリート中の水分の逸脱と強度について

スラブのコンクリートですが、
美観を兼ねて型枠を残したままにする物件について、
型枠がコンクリート中の水分を吸収し、空気中へ発散を継続することになります。
コンクリートの長期強度、乾燥収縮など問題点はあるのでしょうか。

以下の条件です。
配合は、30-8-25Nです。
型枠は杉材です(加工なし)。
環境は屋外です。
型枠の腐食について、本件では無視してください。

堤防コンクリートのひび割れについて

穏やかな湾内の堤防(扶壁式)のコンクリートの被覆壁部(無筋)に温度ひび割れが発生しました。
ジョイントのスパンは、10.5mです。その真ん中ほどにひび割れは入っています。
補修方法としては、一体化を目的としてすべてのひび割れを注入工法としなければならないのでしょうか。Uカットの充てん工法ではいけないのでしょうか。
近接の同じ構造の既設堤防(数十年経過している)も同じようなひび割れがあり、補修はなされておりません。それでも不具合(コンクリートのズレ等)はまったくありません。
ひび割れ幅は、0.15mm〜0.40mmくらいですが、裏と表に発生していますので貫通とおもわれます。
ご教授ください。よろしくお願いいたします。