橋台軸方向鉄筋の継手位置変更について

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橋台(逆T式)工事の計画を行っています。
設計図書で主鉄筋の1回目の継ぎ手位置がだいぶ高い位置(フーチンク゛天端より8m程度)となっていることからフーチンク゛施工時に主鉄筋のブレ止めに大がかりな仮設(足場等)が必要となるため継手位置を変更したいと考えています。
出来れば主筋のブレ止めの必要が無い程度、フーチンク゛天端より2.0m程度上にて継手を行いたいのですが、よく教科書なんかにある『継ぎ手は出来るだけ応力の大きい断面を避ける』を考慮すれば、下端に近づけば近づくほど応力は大きくなるわけで。
実際に施工効率向上を目的に橋脚下端に継手位置を変更された実績をお持ちの方はいませんか?また発注者への協議の際、上述の『出来るだけ〜避ける』に対してどのようなスタンスを取ったのでしょうか?
対象はあくまで橋台です。(継手位置の)変更は可能と考えますがいかがでしょうか?
よろしくお願いします。

コンクリート標準示方書の「鉄筋の継手」の参照文献について

「2012年制定コンクリート標準示方書 施工編:施工標準」10.5 鉄筋の継手
鉄筋の継手に、重ね継手、ガス圧接継手、溶接継手、機械式継手を用いる場合は、「鉄筋定着・継手指針」に従うことを原則とする
と、あります。

「2017年制定コンクリート標準示方書 施工編:施工標準」10.4.2 鉄筋の継手
鉄筋の継手に、重ね継手、ガス圧接継手、溶接継手、機械式継手を用いる場合は、適切な方法で行うものとする。
と、あります。

となっていまして、2017年版で『「鉄筋定着・継手指針」に従うことを原則とする』でなくなった理由は何でしょうか?
「鉄筋定着・継手指針」よりも「鉄筋継手工事標準仕様書」の方が内容が充実してきたから、等の背景があれば教えていただきたいです。

土の単位体積重量

NEXCO設計要領 第一集 1-47である、飽和度の場合は10kN/m3,不飽和土の場合は9kN/m3を差引いた値とするということは、1-48の表の単位体積重量は飽和重量ということなのでしょうか。道路橋示方書では水中重量は湿潤重量-9kN/m3となるのでそちらとの整合性が図れるのかが知りたいとこです。

右折付加車線

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標記の件についてご教授いただきたいことがあります.

Q1 右折付加車線の幅員
 道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P465 の 普通道路の車線の幅員の表の右端欄の「付加車線の幅員」は, 3.25,3.0 または 2.75(2.5:都市部の右折車線の例外値) ですが,P466の ii)付加車線の幅員に, 普通道路の付加車線の幅員は3.0mを標準(3.25,3.0または2.75m)とする・・・ と記載があります. 
 これは,3.0mを標準とするが,道路の区分に関係なく3.25~2.75mまで変更が可能なのでしょうか.それとも,道路の区分に応じて,「単路部の車線の幅員」「付加車線を設ける箇所の直進車線の幅員」 と同じ値を選択する必要があるのでしょうか.

Q2 右折車線相当幅員の確保
 道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P469 (2)右折車線相当幅員の確保
 上記の項目で,
  右折車線相当幅員として1.5mを確保できる場合には直進車線との境界を施さずに単に1.5m以上のふくらみをもたせるとよい. と記載がありますが,これは横断面構成内で路肩や中央帯等の幅員を縮小して1.5m確保できる場合の規定でしょうか.
 横断面構成に幅員を縮小させる余裕がなく,外側へ幅員をふくらませる場合でも適用することは可能でしょうか.

Q3 設計速度について
 道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P469  4-4-3 右折車線  (1)右折車線の設置  3.設計速度40km/h以下の2車線道路において・・・・
 上記の設計速度40km/hは単路部の設計速度と考えていますが正しい解釈でしょうか.

のり面保護工(鉄筋挿入を併用したモルタル吹付)について

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皆様のご意見いただけたら幸いです。

当現場の切土のり面(土砂混じり軟岩相当)が表層崩壊を起こし、小段を巻き込み3段分の地滑りが発生しました。
対策として、切り直し(1:1.2→1:1.5)および、鉄筋挿入を併用したモルタル吹付による方針を採用しました。

そこで、施工の都合で、鉄筋挿入と切り下げを同時に行い、切土完成後にモルタル吹付を予定しています。
通常、モルタル吹付後に鉄筋挿入をすることにより、地山と表層の縫い付け効果があると思うのですが、今回の場合施工手順が逆転しています。

この場合でも十分に縫い付け効果を発揮するのでしょうか?また、そのような事例をされた方がおられましたら、教えていただきたいです。

河積阻害について

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質問させていただきます。
現在河川工事の仮設を設計検討しています。

河川協議用の書類を作成しなければならないのですが、河積阻害率というのは明確に%以上で駄目等うたった文献等はあるのでしょうか?
今のところ、仮設をやっても構造令に記載されている余裕高さ内に流量が収まるよという話をしようと考えています。

河川は不慣れなものでして、アドバイスいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

取付道路の数量算出について

取付道路の数量算出方法について

北海道開発局版の数量算出要領に取付道路の計算式が記載されていますが
本線控除土量の計算式【Q=(3×W+4×N2×H)×N1×H×H÷6】が正しいかどうか判る方はいないでしょうか?

計算式の詳細が無いので推測でしかないですが
【Q=(3×W+10×N2×H)×N1×H×H÷6】とならないでしょうか

ご教示の程よろしくお願いいたします。

交差点部の主道路の横断勾配と従道路縦断勾配

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標記の件についてご教授頂きたい事があります.

主道路の単曲線部に従道路を交差させる交差点を検討していますが,主道路は設計速度と曲線半径に応じた片勾配を有しています.
主道路側の横断勾配は変更できないため,主道路側の車道端へ従道路を取り付ける形になります.

主道路の横断面片勾配は4%であり,従道路の縦断勾配は以下の通りです.
 従道路1(主道路の曲線部の内側)  縦断勾配 2%
 従道路2(主道路の曲線部の外側)  縦断勾配 0.6%

この場合,従道路の取り付き部で勾配差が発生します.

単路部の縦断線形を設計する場合は設計速度に応じた縦断曲線を配置しますが,上記のような交差点の場合はどのような対策を施すのでしょうか.

水替工(ポンプ排水)が適用出来ない条件について

ご教示お願いします。

河川内の締切を行い、締切内での掘削作業を行う計画をしています。
締切は大型土のうによる締切のため、内部の遮水が出来ない事からポンプ排水を指示しているのですが 現場から、施工箇所が砂・砂礫のため、吸い出しを受けて地盤沈下する可能性があるので、別案を検討して欲しいと要望されています。
現場の考える別案は、ポンプ排水に比べ施工費用が数倍高い工法であるため、単純に価格差で工法変更の変更が出来ない状況にあります。
そのため、【ポンプ排水が適さない施工条件】の記載がある、基準・要領・施工事例 等がありましたら、ご教示いただけないでしょうか?
※現場がポンプを使えないと考えているのは、経験則で判断しております
※仮設の工法変更は施工承諾で対応するのが一般的ではありますが、最低限、ポンプ排水が出来る・出来ない理由を整理する必要があります。

何卒よろしくお願いいたします。