深層混合処理の施工時について

お世話になっています。
ある既設鉄道盛土に新規盛土が接続するにあたって、
軟弱地盤であることから変位抑制のために深層混合処理を考えています。
ただ、施工時に攪拌することで地盤が緩むことを心配しています。
排土による低変位の工法を選ぶのですが、逆に緩みによって沈下してしまうことはないでしょうか。

もう一点ですが、
深層混合処理は杭体が固まる前に地盤改良機械が踏んでも大丈夫でしょうか。
現場が狭いので心配なのですが、
一般的にその辺の配慮はするものでしょうか。

どなたかご教示いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

東日本大震災5周年シンポジウム「専門的知見はどこまで生かすことが出来たか」開催のご案内

 東日本大震災から5年が経過し、国が定めた重点復興期間も終了する。被災地ではまだ復興に時間が掛かることが予想されるが、いくつかについては課題や成果が少しずつ見えるようになってきている。
 本シンポジウムでは、これまでの復興の課題の中でも土地利用とくらしや住まいの再生の問題を検証しながら、大規模災害における専門家の貢献と研究への展開について議論する。

主 催:日本建築学会 東日本大震災における実効的復興支援の構築に関する特別調査委員会
後 援(予定):土木学会、日本都市計画学会、農村計画学会、空気調和・衛生工学会、建築設備技術者協会、日本建設業連合会、日本建築家協会、日本建築構造技術者協会、日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会、日本都市計画家協会

日 時:2016年3月12日(土)13:00~17:10
会 場:建築会館ホール(港区芝5-26-20)

<プログラム(予定)>
主旨説明 古谷誠章(早稲田大学) 13:00~13:10

【第一部】東日本大震災復興における課題と到達点 13:10~14:30
○総論編: 東日本大震災における専門家の貢献と課題(1人20分)
・建築・土木の視点から 内藤 廣(東京大学名誉教授)
・都市計画の視点から 中井検裕(東京工業大学)
○具体編: 復興事業における建築業務の位置づけと役割(1人20分)
・復興公営住宅の整備の実際:宮城県方式 三浦俊徳(宮城県土木部次長(建築統括))
・復興における建築専門家の貢献と課題 小嶋一浩(Y-GSA)

【第二部】研究者と実務者のクロストーク 14:40~17:00
話題提供:研究者の立場から(1人10分)
・過去の震災から何を学び何が出来なかったか 塩崎賢明(立命館大学)
・住民参加による復興計画と居住移行後の展開 森 傑(北海道大学)
・福祉連携型居住への挑戦 石井 敏(東北工業大学)

ディスカッション
  内藤 廣、中井検裕、小嶋一浩、三浦俊徳、塩崎賢明、森 傑、石井 敏
コメンテーター  牧 紀男(京都大学)ほか
 コーディネーター 槻橋 修(神戸大学)

まとめ 将来に向けて何が可能か 加藤孝明(東京大学) 17:00~17:10

 全体司会 小野田泰明(東北大学)
 副司会  槻橋 修(前掲)
 記 録  小杉 学(東北工業大学)

参加費:日本建築学会会員2,000円、後援団体3,000円、会員外4,000円、学生・被災地からの参加1,000円(資料代含む/当日会場払い)
定 員:300名(申込み先着順)
申込方法:Web 申し込み  https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=1351  よりお申し込みください.
問合せ:日本建築学会事務局 事業グループ 榎本
 TEL:03-3456-2051 E-mail: enomoto@aij.or.jp

「第17回 地震防災技術懇話会」のご案内

下記のとおり、地震防災技術懇話会を開催いたします。
当懇話会は、国内外の地震防災分野の著名な先生方を講師としてお招きして、できるだけ平易で肩の凝らない話をしていただき、地震防災技術のより一層の普及、向上を目指すようにしております。
また、当懇話会では、講師と参加者あるいは参加者同士の懇話を通して、全員が親しくお話いただけるような時間も設けております。
               記
日時   :2015年12月4日(金)15:30~17:00
場所   :土木学会A・B会議室 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
講演題目:「液状化地盤の流動研究と実践」
講師   :早稲田大学教授 濱田政則先生
定員   :60名
参加費  :無料
申し込方法:下記HPより申込み下さい。
         http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
その他   :懇話会ではご講演の後に、軽食による懇話会を60分程度設ける予定です。
      軽食による懇話会は自由参加で、参加費(1000円程度/人)の支払いは任意です。
      なお、大変恐縮ですが、領収書の発行はいたしません。

【地盤工学会技術講習会】「宅地地盤の品質評価に関する技術講習会」

主催:公益社団法人地盤工学会
共催:公益社団法人土木学会/一般社団法人日本建築学会/一般社団法人全国地質調査業協会連合会/一般社団法人地盤保証検査協会/NPO住宅地盤品質協会/一般社団法人建設コンサルタンツ協会/一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会
※共催団体の会員は、会員価格で受講できます。

宅地地盤の品質を評価するためには,宅地地盤の評価に携わる技術者が地盤工学に関する高度な専門知識と技術者倫理を有する必要があります。 本講習会は2013年より検定試験が開始された地盤品質判定士資格が必要とする技術分野に対応する内容で構成しています。

 G-CPDポイント:6.5
 コ ー ス:土質・基礎/調査・設計・施工/国際・一般教養 中級
 日  時:平成27年 6月23日(火) 9:00~17:00
 会  場:地盤工学会 大会議室(東京都文京区千石4-38-2,Tel 03-3946-8677)
 会  費:地盤工学会会員16,000円 非会員19,000円 共催団体の会員16,000円(テキスト代込)
 テキスト:本講習会のために講師が作成したppt,資料集をテキストとして使用します。
 定  員:80名
 講  師:小野 日出男【地盤品質判定士/服部地質調査(株)】、菅野 安男【地盤品質判定士/ジャパンホームシールド(株)】、尾上 篤生【地盤品質判定士/興亜開発(株)】、北詰 昌樹【地盤品質判定士/東京工業大学】、小田部 雄二【地盤品質判定士/(株)アサノ大成基礎エンジニアリング】

申し込み方法など詳細はこちら:
https://www.jiban.or.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=17…

地震時の円弧すべりについて

地震時の円弧すべり計算についてどなたか教えていただければ幸いです。

Δu法とKh法がありますが、Δu法では過剰間隙水圧による液状化した層のせん断強度の低下を考慮しますが、地震時慣性力を考慮していないようです。
その理由がわからないでいます。
ΔuとKhの両方を考慮して照査するべきじゃないかなと思っています。
また、間隙水圧は土粒子の重量に影響していますが、振動で液状化している状況ではせん断抵抗角も小さくなっているかと思います。
その評価も式に影響していないことも理由がわからないでいます。

よろしくお願いします。

津波避難用盛土設計時の液状化判定方法について

 沿岸部に津波避難用の盛土を設計する予定です。
 対応する津波規模は、「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の公表値の最大値と条件付けられています。
 したがって、想定する地震動も「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の公表値の最大値を考えるのが適当だと思います。
 これを踏まえて、液状化の簡易判定(FL値の算出)を行おうとしているのですが、その方法や条件設定等についてはどのように実施するのが適当なのでしょうか?

 ①「道路橋道路橋示方書・同解説 耐震設計編」に示された方法でレベル2-タイプⅠ・タイプⅡ地震動でのFL値を求める。

 ②「道路土工-軟弱地盤対策工指針」に示された方法でレベル2-タイプⅠ・タイプⅡ地震動でのFL値を求める。

 ②「建築基礎構造設計指針」に示されたFL値の計算式に、「南海トラフのマ巨大地震モデル検討会」公表値(マグニチュード=9と、公表された震度から「童・山崎の式」で推定した地表面加速度)を使ってFL値を求める。

 地震動に関してうまく理解できないのでよろしくお願いします。

道路盛土の液状化対策について

谷底地形(沢形状部)を盛土し道路を造成する計画です。
谷底部地下5~7m程度に液状化地盤を有します。
道路盛土の上載荷重を考慮した状態で、液状化判定について検討した結果、以下のとおりとなりました。
 ・盛土の安定性(円弧すべりΔU法による)は問題なし(盛土のり尻部は良質層上に位置し円弧が引っかからない)
 ・液状化判定(谷底部基盤)は地震タイプ1・2ともに『極めて危険度が高い』との判定結果
したがって、液状化が起きた場合、以下のとおりと評価しました。
 『盛土の安定性は確保出来るものの、道路面(谷底部上)に何らかの変形・沈下が生じる』

ここで質問です。
 1)上述の評価は適正ですか?
 2)液状化対策を行う必要はありますか?(※上述のとおり盛土安定性は確保出来るが沈下・変形対策は必要?)
 3)液状化による路面部の沈下量(変形量)を予測出来ますか?その手法は?
 3)対策を行う場合、どのような工法が考えられますか?

対策が必要な場合、道路盛土で対象範囲が広く膨大な費用が掛かると思われます。
ご意見のほどよろしくお願いします。

◆「防災・減災に向けた研究成果報告会~東日本大震災から3年~」の開催します。

◆「防災・減災に向けた研究成果報告会~東日本大震災から3年~」の開催します。

 国土技術政策総合研究所(国総研)は、
独立行政法人土木研究所、独立行政法人建築研究所、独立行政法人港湾空港技術研究所と共催で、3月19日(水)に「防災・減災に向けた研究成果報告会~東日本大震災から3年~」を開催します。 
 本報告会では、地震発生から3年間を総括し、各分野の第一線の研究者から、発災直後の緊急対応からその後の施策、復旧・復興事業への反映、さらに今後の南海トラフ地震、首都直下地震等に対する防災・減災対策の研究の最新動向を紹介します。
 入場は無料です。皆さまのご参加お待ちしています。 

◆日時:平成26年3月19日(水)13時00分~18時10分(受付12 時~)
    ※報告会終了後、意見交換会を開催(3,000円)

◆場所:中央合同庁舎2 号館地下2 階講堂(東京都千代田区霞が関2-1-2)

◆お申し込みは下記よりお願いします。
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/saigai/h23tohoku/index.html

液状化時の基礎の照査

杭基礎のL2地震時に対する照査方法をご教授下さい。
道示Ⅴ.7.4解説(P129)において「動的解析の結果、橋脚の挙動が弾性域に留まる場合には、橋脚基部に生じる断面力を橋脚基礎に作用する地震力とみなして、6.4.7の規定に基づいて照査を行う」とされております。
これに基づき、柱基部が弾性域に留まっているために柱基部作用力(動解応答値)を用いて杭基礎の照査を実施しようと考えますが、液状化時の照査は如何すべきでしょうか。
液状化時には本規定に拠らず、6.4.7(3)に基づく塑性率の照査を行うべきでしょうか。
それとも、動解モデルが基礎の塑性化を考慮したモデルになっていないので、液状化時であっても降伏に達しない事を照査すべきでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。

セミナー「土木学会による実務者のための耐震設計入門:実践編」

2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震、さらに東海,東南海,南海地震などの巨大地震,また首都直下地震の切迫性も指摘され,これに対する対策検討も進められています.このような現状を踏まえ,耐震設計技術の体系的かつ本質的な理解を目指したセミナーを企画しました.
1.主催----------土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
2.日時----------10月30日(水) (9:00~17:30) 
3.場所----------土木会館講堂/東京都新宿区四谷一丁目無番地
4.内容および予定講師-------耐震設計の実践的な講義内容
 (1)設計地震動       :池田隆明(飛島建設)
 (2)地盤の液状化・側方流動の評価・解析法:福武毅芳(清水建設)
 (3)耐震実験の放映および解説:溜 幸生(東電設計)
 (4)地中構造物の耐震設計法 :大竹省吾(オリエンタルコンサルタンツ)
 (5)地上構造物の耐震設計法 :藤田亮一(エイト日本技術開発)
 (6)基礎の耐震設計法    :石井晃(鹿島建設)
 (7)耐震診断・耐震補強
   ①上部構造物・橋脚    :岡野素之(前橋工科大学)
   ②基礎・土構造・地中構造物:樋口俊一(大林組)
5.定員---------80名
6.参加費------正会員 10,000円 非会員 12,000円 学生会員 5,000円(テキスト代を含む) 
7.申込方法---学会HPの「本部主催行事の参加申込」 http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp からお申し込みください.
8.申込締切日-----10月16日(火)