コンクリート構造物の表面保護工

コンクリート構造物のメンテに携わっているものですが、最近役所などの打ち合わせで、ASR対策の表面保護工やひび割れ注入に関し、何か目新しい方法はないかとよく聞かれます。こちらとしては一応、シラン+PCMがいいのではと言っておりますが、何か他に推薦できるような材料及び工法方法がございますでしょうか。

アスファルト舗装破砕材の路盤材料への適用

 近年、コンクリート構造物等の破砕材を再生砕石等として利用し、道路の路盤材料等に活用されております。
 では、アスファルト舗装の破砕材を道路の路盤材料として再利用する技術はあるのでしょうか?
 また、アスファルト舗装破砕材をセメント安定処理等の改良は可能なものでしょうか?

 何か文献等がありましたらご教示願います。

アコースティックエミッションによるコンクリート診断

老朽化したコンクリートの診断をアコースティックエミッションによって知ることが出来ると聞きましたが、概略の仕組みと調査方法についてご教示下さい。

第293回コンクリートセミナーの開催について

セメント協会主催第293回コンクリートセミナー開催についてお知らせします。

名称:第293回コンクリートセミナー「診断・維持管理・補修補強,実務のポイント」
日時:2004年3月3日(水)9:20〜17:10
会場:ヤマハホール[東京都中央区銀座7-9-14]
受講料:\10,000
主催:社団法人 セメント協会
後援:国土交通省、農林水産省、(社)土木学会、(社)日本建築学会、(社)日本建設業団体連合会、
    (社)日本土木工業協会、(社)建設コンサルタンツ協会、(社)全国建設業協会、
    (社)日本コンクリート工学協会、(中)全国コンクリート製品協会、
    全国生コンクリート工業組合連合会、東日本旅客鉄道(株)
問合せ・申込先:(社)セメント協会 普及部門
     TEL03-3523-2705,E-mail:fukyu@jcassoc.or.jp

昭和40年代の国道地下道のコンクリート強度について

昭和40年代の国道における現場打ちボックスカルバートの横断地下道といってもいろいろな条件により材料選定も変わってくるとは思われますが、一般的に使用されていたコンクリート強度もしくは条件によって決められていた設計強度がありましたら教えてください。今後の補修工事に生かしていきたいと思います。

高機能舗装工事で雨天事故8割減少

名神高速道路で約10年前から進められてきた高機能舗装工事(透水性舗装材を使用)により,雨天の事故が約8割も減ったことがわかりました。

高機能舗装実施前の1年間で2,981件だった雨天事故が,実施後には488件と,8割以上減少したということです。

 ・平成15年7月15日 毎日新聞[注1] 名神高速道 高機能舗装工事で雨天事故8割減少

注1: 投稿時点では検索不可です。「ジャンル別速報」「社会」に掲載されています。

橋のリサイクル

下記は石川県での歴史的な意匠を持つ橋梁のリサイクルに関する記事です。
#どちらかというと、「リサイクル」という表現よりも「再生」として欲しいが。

この橋梁は意匠的な意義があったため再生されるのでしょうけど、
単なるラーメン橋であっても資材はリサイクルされるのでしょうか?
それとも、鉄資源として溶かされるのが一般的なのでしょうか?
県内で初めて 橋をリサイクル 金沢・御影大橋が手取川の自転車橋に (2003年1月2日)
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20030102005.htm

 県は今年春、新たに架け替える金沢市犀川の御影大橋を、今度は手取川を渡る自転車道用の橋に丸ごと”リサイクル”する。橋の再利用は県内初めてで、終戦直後、復興のシンボルとして完成した同橋の記憶をとどめ、現代は再現するのが難しい工法が駆使された文化財として保存するのが狙い。公共事業費が削減される中、建築資材を有効に使ったモデル工事にも位置付ける。

●今春「移転」●

 現在架けられている長さ約百メートルの御影大橋を七十メートルに短く加工する。鶴来町から尾口村に向かう自転車用の県道「手取キャニオンロード」の新しい橋「広瀬橋」となる。

 橋を取り外してそのまま運ぶのは困難なため、柱など一部を外し新たな部材で補強しながら現地で再度組み立てる。

 御影大橋は鉄橋で、戦後復興期の一九五一(昭和二十六)年に昭和大通りの整備とともに架設された。柱や梁のつなぎ目には、熱した鉄くぎをその場で打ちつける特殊な加工法「リベット工法」が使われている。

 交通量増や車両の大型化に対応するため、新しい橋に架け替える計画が浮上。当初、現在の橋は処分される予定だった。

 しかし、学識者らから「鉄橋は百年間持ちこたえられる。工学的にも価値のある橋を保存するべきだ」などの意見が出され、ちょうど工事を進めている自転車道の橋に活用することで話がまとまった。

 御影大橋の移設、再利用にかかる費用は約二億七千万円で、新たに架橋するよりも二千万円割高になるという。県土木部では「工事一つを取り上げれば費用が余分にかかることになるが、資材の再利用が広がれば将来的に費用減につながる」としている。