鉄筋のさび

 ご教授願います。

 施工プロセスの試行工事となった橋脚工でのーチング鉄筋を組み上げたところで
施工プロセスが入り、鉄筋の加工部にさびが発生していたのを見て「さびを除去しないままコンクリートを打設するな」と言ってきました。
さびといっても鉄筋表面にうっすら出ている程度で鉄筋内部に浸食するような錆ではありません。(当然です。加工工場から搬入して1カ月もたっていないのですから)
その程度のさびは通常であり施工を止める理由にはならないと思いますが。なにぶん、
根拠になるものがありません。
 どの程度のさびは良くて、どの程度がだめなのか何か根拠になるような文献、または皆さんの経験で何かいい資料等あれば教えていただきたいのです。

 どうかよろしくお願いします。
   

開口部の補強鉄筋について

U型擁壁を構築する際に仮土留切梁が数段あるため、コンクリートをその下で打継がなくてならなく、工期短縮のためH.W.LEVELより上の切梁部分を開口部として扱います。
開口部の補強鉄筋の配置は何を参考にすればよろしいでしょうか。

設計せん断伝達耐力

コンクリート標準示方書設計編 設計せん断伝達耐力について教えてください。
長文ですが,お許しください。
設計せん断伝達耐力式のうち,コンクリート分τcについて,
1.
現在の設計せん断伝達耐力式は,平成8年版の示方書から適用されているが,
平成8年版改定資料によると,系統的に感度解析を行い,今の簡略式τcを得た,と
されている。どういう解析をしたのか詳述が知りたいが参考文献はないのか?
 また,改定資料の中で,実験結果と比較しており実験データの出所が示されているが,その文献を見てもデータが不明。本式適用にあたり発表文献はないのか。
2.
τcの式中の,(α・p・fyd)は鉄筋に作用する軸力の反力が,せん断面に拘束力として作用することを表しているが,sin2θを乗ずるべきではないのか。
改定資料ではsin2θを乗じているが,示方書ではなくなっている。
3.
鉄筋に作用する軸力のせん断方向成分:-α・p・fyd・sinθ・cosθ は,
θによって,正負が変わると思うが,θの向きを定義する必要があるのではないか。
4.
τcの求中,(コンクリート強度のb乗)は常に1以上。次の(α・p・fyd-σ)^(1-b)の項は,(α・p・fyd-σ)を正値とするとの条件があるが,正値としても1より大きいか,
小さいかでbによる影響度合いが変わってしまい,おかしなことにならないか。
5.その他
一般的な設計で本式が使われるのはどのようなときでしょうか?
ex.プレキャストセグメントの継ぎ目

以上,ご存知の方教えてください。

既設橋の耐震補強について

既設の橋の耐震補強について質問があります。

?変位制限装置は支承と補完しあうわけですから、変位制限装置の遊間量は支承のレベル2での移動量と同じにするべきかと思うのですが、伸縮装置の遊間量と同じにしている設計をみたことがあります。既設支承のレベル2での移動量は不明だったようなのですが、これは正しい判断なのでしょうか?
?橋脚の耐震補強は普通はCo巻き立てが首までなので、その部分でのせん断破壊は照査の必要ないのでしょうか?
?変位制限装置がつけられない橋(狭隘につき)で、橋脚の巻き立てをするという必要はあるのでしょうか?レベル2での水平荷重が橋脚に伝わらないような気がします。
?橋脚基礎の耐震補強をしないで(照査結果OUT)、橋脚の巻き立てを行うことに問題はないでしょうか?
?落橋防止装置が働いた時の橋台や橋脚の安定計算はしなくともよいのでしょうか?

ほぼ独学なので、用語の使い方が変だったり見当違いの点もあるかと思いますが、どなたかご教示いただければ幸いです。

落防チェーン取付部の設計

落橋防止構造の緩衝チェーン取付部の計算についてです。

橋建協の「既設橋梁落橋防止システム 設計の手引き」を参考に設計をしていますが、
p97で、孔径aと補強板径bの比からに応力集中係数を求めています。

b/a=2 α=1.44、β=3.85
2≦b/a≦4 α、β=直線補間
b/a=4 α=0.1689、β=1.567

b/aが上記の範囲を外れている場合は、どのように応力集中係数を求めればよいのでしょうか?

コンクリートとグラウトの付着強度

既設コンクリートにコア抜きをして、鉄筋を差込みグラウト材で充填する場合に、既設コンクリートとグラウト材の付着強度をどのように設定したらよいか、教えてください。
あと施工アンカーやグラウンドアンカーの考え方が基本になると思いますが、具体的な数値や算定式があればいいのですが・・・。

衝撃係数

架設用大型クレーン車を走行させるためにT-14荷重で設計された鋼橋の
検討方法についてご教示ください。

1.現在の検討状況
 クレーン活荷重による主桁の応力度のチェック結果は許容応力度の範囲内で
 ありますが、通常の衝撃係数を考慮すると許容応力度を超えることとなります。

2.クレーンの走行速度は衝撃を生じないように低速で走行することにより
  衝撃係数を割り引くことは可能でしょうか?
  

3.上記が成立する文献をご教示ください。
  計算書に文献を添付して道路管理者に提出することが必要となりました。

ご多用中よろしくお願い申し上げます。             敬具

CRC舗装における施工継目

 CRC舗装(改修工事)における施工継ぎ目について質問させて頂きます。

 レーン毎で改修範囲が違う(端部で3〜5m)ことから、端部となりのレーンで0.5mmを超えるクラック(横)が発生しています。

 CRC舗装の改修範囲を決定する際、レーン毎で範囲(端部)を変える方法は一般的でしょうか?
 
 

 

ボックスカルバート点検用マンホール蓋の設置

ボックスカルバート点検用マンホール蓋の設置に際して、道路高さとの調整を行ったところ、ボックスカルバート天端を8cmはつらなければならなくなりました。
ボックスカルバート頂板の厚みは20cmなのですが、単純計算したところ、12cmでは持ちません。
 しかし既に現場では8cmはつり取ってマンホール蓋を設置後、下水道工事でよく使う
ハイシ゛ャスター(超速硬無収縮モルタル)でまわりを埋めました。このモルタルは2日で40[kN/mm2]
以上の強度がでます。ホ゛ックスカルハ゛ートの強度としては、8cm分のコンクリートが鋼製マンホール蓋と
置き換わったと考えて、もつ、と判断したいのですが、いかがなものでしょうか?
 また、これでダメな場合、他にどのような対処方法があるのかどなたかご教授
いただければ幸いです。

 よろしくお願いします。