壁の面外せん断に対するせん断補強筋について

コンクリート壁の地震時せん断耐力(面外せん断力に対して)が不足するためせん断補強筋の配置を考えています。
スラブ壁は二方向スラブで検討しており、X方向Z方向共にせん断補強筋が必要となります。

ここで以下の3点について教えてください。
?せん断補強筋は主筋を取り囲んで配置する必要があるのでしょうか?それとも道路橋のフーチングのせん断補強筋ように主筋に引っかける形で配置すれば良いのでしょうか?

?構造性能照査編「9.5鉄筋の定着」ではスラーラップはその端部を圧縮側のコンクリートに定着しなければならないとありますが、地震荷重のような繰り返し荷重で圧縮側が決まらない場合はどうすれば良いのでしょうか?

?二方向スラブでX方向、Z方向両方ともにせん断補強筋が必要な場合はそれぞれの方向毎のせん断補強筋を配置しなければならないのでしょうか?それとも一方向に配置したせん断補強筋を両方向兼用で計算できるのでしょうか?

以上よろしくおねがいいたします。

積算温度の計測位置について

寒中コンクリートの場合、積算温度を用いて型枠及び支保工の脱型時期を推定することがありますが、温度の計測位置は、構造物の表面付近(鉄筋位置付近)で行えばよいのでしょうか。それとも、構造物の中央での温度(コンクリート最高温度付近)でしょうか。例えば、マスコンクリートのように断面が大きい場合は、内部と表面付近ではコンクリート温度がかなり違うため、積算温度も大きく変わってきます。適切な温度計測位置を教えてください。

一般供用仮橋の活荷重許容たわみについて

一般供用仮橋でスパンが12.5mより長い場合の主桁に対する
活荷重許容たわみはどのように考えたら良いのでしょうか?
25mm又はL/400の小さい方と考えると道路橋示方書のたわみ規定L/500よりしばりがきつくなります。
10mより長いスパンの場合にL/400を活荷重許容たわみと考えてはいけないのでしょうか?

高炉セメントが、鉄筋コンクリートのひび割れに与える影響

 高炉セメントには、養生温度によって、大きく膨張したり収縮したりする特質があ
ると聞いたのですが、このことに関して詳しい文献等ご存知の方がいらっしゃいまし
たら御教授下さい。
 また、この性質により、鉄筋コンクリートの版等に表面ひび割れが、材令2ヶ月
以上経って発生することがあるとも聞いたのですが、このような実例・文献等をご存
知の方がいらっしゃいましたら、御教授下さい。
 よろしく、お願いします。

モルタル等による付近のpH上昇規制の有無

初めて質問いたします。
地盤安定処理等でモルタル、石灰等を混ぜる場合、周辺への
環境影響評価の一環として、付近土壌にpH上昇が無いかの調査
が行われています。

一方基礎等にコンクリートを流し込む場合も同様に
付近土壌のpHが上昇する可能性があると思われますが、
こちらについては調査検討された形跡を見つけることが
できませんでした。
<ご質問>
 1)地盤中にコンクリートを流し込む場合*)の付近へのpH影響
   調査が行われた事例はありますでしょうか?
   *)コンクリート基礎、コンクリート土間等

 2)1)である場合、どの文献にその事例が載っていますでしょうか

以上

せん断ひび割れの検討について

コンクリート標準示方書「構造性能照査編」の「7.4.6せん断ひび割れの検討」についての質問です。
設計せん断力Vdがコンクリートのせん断耐力Vcdの70%を超えた場合、(解7.4.2)の式によって算出されるσwpdが異型鉄筋の場合120(N/mm2)以下であることを確認すれば、詳細な検討を行わなくてもよいとされています。
70%を超えてしまった場合に、VdがVcdの70%〜100%の間である時には、(解7.4.2)の第一項の分子の式におけるksが1.0だった場合、必ず負の値となってしまいます。

この場合の扱いがよくわからないのですが、負の値なので、「永久荷重によるせん断補強筋の応力度は発生しない」という扱いにすればいいのでしょうか?

初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

異種鋼の鉄筋の継手について

異種径の継手の場合、道示・道路橋設計便覧等に記載があるので解るのですが、異種鋼(SD345とSD490等)の場合はどうなのでしょうか。
?異種鋼の鉄筋の継手は可能か。
鉄筋継手指針によると、圧接の場合はワンランク違いまでOKとなっています。
機械継手に関しても、メーカーによって異なるとは思いますが、基本的にはワンランクまでのようです。
と考えると、ツーランク以上離れている場合は重ね継手も行わない方がいいのでしょうか。
?異種鋼の鉄筋の継手長
異種鋼の鉄筋を重ね継手で継手を行う際、継手長はどちらの値を採用すればいいのでしょうか。
以上、2点について教えて頂きたいです。

鋼管井筒撤去について

海上にて鋼管井筒の撤去を計画しています。
鋼管井筒の継ぎ手部はφ165鋼管の継手管にて連結+モルタル注入を施しています。
ディスクカッターにて切断、バイブロハンマにて引抜きを行う際、
連結部の間詰めモルタルはどのようになるのでしょうか?
 ?継手管にひっついてくる
 ?抜け落ちる
ちなみに連結部注入モルタルは縁切りシート(PPシート)設置後に打設しております。

モルタル吹付けのクラックについて

カーボン・スティール製のタワー構造物に耐火被覆の目的でモルタルを吹き付けました。
防火被覆ではありません。耐火被覆です。
被覆厚さは50mm。
材料は特別変わっているわけではなく、通常のポルトランド・セメントとファイン・サンド。
施工法はポンプ圧送による高圧吹きつけ。
もちろん、高圧吹き付け後、専門の職人によるコテ押さえの仕上げをしております。
高速道路沿いの法面保護のセメント・モルタル吹きつけ法覆工、と思っていただければ良いでしょう。ただし、建築としてです。

被覆厚さ50mmの中には、径9mm程度のワイヤ・メッシュ(150mm格子)、いわゆる溶接金網を補強筋として入れています。
が、完成・乾燥後、その表面にクラックが発生しました。
このような場合に規格・示方・指針など教えてください。できれば国際的に有効な。
また、併せて補修の方法などもお願いします。