
河川災害復旧工事にて、ブロック積の基礎コンクリート(施工延長=29.6m)をプレキャスト基礎(L=2m×15基)を使って施工する場合、プレキャストの基礎にも目地材(ケンタイト等)は必要なのでしょうか?
当初設計(数量計算書)では基礎コンクリート(現場打)にも目地材が入る数量計算となっています。
プレキャスト基礎に目地材が必要であればブロック割付に合わせた位置(端部から10m間隔)に目地を設置し、小口止(30㎝)から飛び出る部分は切断になると考えていますが、目地材が必要でなければ両端の小口止内にプレキャスト基礎を振分けて施工しようと考えてます。
ご教授願います。
コメント
#9953 Re: ブロック積工プレキャスト基礎について
目地は縁を切るためのものだとすれば、基礎にも入れると思います。端部だけは現打にしても良いと思います。
#9957 Re: ブロック積工プレキャスト基礎について
追伸です。
目地は、伸縮目地としてと、万一崩壊するようなことがあっても目地間のブロック(10m)だけで済むように設けていると思います。
#9954 Re: ブロック積工プレキャスト基礎について
基礎がプレキャスト製品であるとの事初めて聞きました
あるんですね 知りませんでした
基礎は現場打ちコンで目地材は入れないと思うのですが
勘違いしてたらすみません
#9956 Re: ブロック積工プレキャスト基礎について
伸縮目地と言う観点で考えれば、プレキャス基礎コンにも10m以内に1箇所必要です。
プレキャス基礎コンですから、最後の調整は2mではなく、1.95とか現地に合うように制作すれば良いです。
ちなみに積みブロック部にも10m以内に伸縮目地が必要で、基礎コンから積みブロックまで、一連の伸縮目地を入れる事が基本となっています。
極端な話を言えば、始点から考えて、基礎コンの伸縮目地が9m、積みブロックの伸縮目地が10mというのはダメだという事です。
布積みだと割と割り付けが簡単ですが、谷積みだと積みブロック割り付けに合うようにプレキャス基礎コンを作らないといけないかも知れません。
ただ、基礎コン伸縮目地が9.9m、積みブロック伸縮目地が10m、10cm程度の差なら良しとするかどうかは分かりません。
個人的には良いと思っています。理由は地中は温度変化が少ない為、コンクリの伸縮量がさほど変化がないからですが、これを言ってしまうと一連の伸縮目地根拠の根底を覆すものになりますので、発注者側として承諾はしないでしょう。