現場透水試験の有効性について

ある公共施設の設計をしております。計画敷地周辺は地下水位が低く、地中3〜4m以下は玉石混じりの砂礫層が続く水はけの良い土質であるため、この辺りは雨水排水を河川放流せず、浸透性吸込槽を設け、地中4〜5mに設置し排水する地域です。現在、ボーリング調査にあわせ現場透水試験(JISA1218)注水法を行っていますが、開発調整課に協議した所すると、現場透水試験は社団法人雨水貯留浸透技術協会編「雨水浸透施設技術指針[案]」に記載された土研法または、ボアホール法を推奨しています。
同協会に問い合わせたら、注水法は指針に適応していないと言いつつも、同指針はあくまで表層1.5m程度の浸透ます等を想定したもので、吸込槽設置レベルまでの想定ではないとのことで、実際土研法で5mの試験することは不可能です。試験の目的はどの試験方法も共通で、土壌の透水係数k0を確認する事にあるため、現在現場で行っている現場透水試験(注水法)が有効である根拠資料や論文等があれば教えて頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。