切土盛土の段切りにおける数量算出について

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切土盛土の段切りにおける数量算出について

段切りについて、設計での数量に算出するか否かをお聞きしたいです。
「施工上の措置であり、設計数量に算入しない」、「盛土や切土の施工手順上必要となる仮設的形状である」、「施工業者による裁量の違いがある」などという理由から数量に反映しないと聞いたことがあるのですが、本当でしょうか。
どちらにしても、根拠があるとありがたいのですが、どなたかご存じの方はいらっしゃいますか。

コメント

#10216

「施工上の措置であり、設計数量に算入しない」が正しいですね。
数量算出要領などにも段切り数量を計上することは書いていません。
ただ、おそらく昭和最後~平成2年くらいまでは数量記載があったかも知れません(遠い記憶で確信は持てません)

例えばラウンディングだって一般的な法面整形歩掛では費用が合わないですが、考慮していません。
*法面仕上げはまっすぐで計上するが、土工はラウンディングなりに計上する・・・直線とカーブでは当然法長は違い、植生面積も変わるのにそれはしていない。
例えば盛土にしても余盛りをしたうえで余剰分を仕上げ切りする・・・・その余剰盛土分は表立って見えてこない
このようなものは他にもありますが、歩掛に入っています。入っているというのは入っていることにしてるのではなく、施工時間などの実績をもとに歩掛や単価を決めているという事です。・・・・どんなモノでも入っているわけではなく、積算と実態が乖離するものについては、そのような実績調査をしていると言うことです。