
はじめまして。
実務で、床版から鋼板を張り出すことで道路幅員を拡幅するような構造部材の設計を依頼されました。
こうした片持ちの張り出し部分のたわみについて、道路橋示方書や各種設計要領において、
明確に「たわみ量の制限値」が規定されているのかを調べているのですが、示方書本体では見つけられず、困っています。
設計基準や設計例がどの資料・どの章・どのページなどに記載されているのか、ご存じの方がいらっしゃれば教えていただけないでしょうか。
お手数ですが、ご教示いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
#10081 Re: 張り出し部材のたわみ制限値について
H29道示Ⅱ
鋼桁:P41
合成床版:P324
デッキプレート:P330
どれを採用するかは構造次第。
#10083 Re: 張り出し部材のたわみ制限値について
早速のご回答ありがとうございました。
大変恐れ入りますが、橋梁設計初心者のため、
H29道示Ⅱ(鋼橋編)P41のたわみの制限値について、もう少しだけ教えていただけないでしょうか
設計中の張り出し部材は、張り出し長さが1m程度の物なのですが、この表の制限値は主に桁のたわみを想定したものだと理解しています。
こうした短い張り出し部分にも、そのままこの表の値を適用してよいものなのでしょうか?
もし適用できる場合は、
L=10m以下の鋼桁、ゲルバー桁の片持ち部として考え、
たわみの制限値は L/1200 (L=張り出し長さ)
と解釈して進めても問題ないでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますが、ご教示いただけますと大変助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
#10084 Re: 張り出し部材のたわみ制限値について
それでいいと思いますが、張出し床版のたわみ照査は普段やらないと思いますので、
その照査が本当に必要かどうかは分かりません。