セミナー 景観色彩計画の実際

景観のカラープランニングとコントロールの手法について、より具体的な演習を通して解説します。

「景観三法」の施行により、全国で視環境を整備していく動きが活発になってきました。
都市景観の中の住宅やビル、自然景観の中に立つ構造物、広告物や看板、これらは「形状」や「材質感」とともに、「色彩」の扱い方次第で評価が変わります。

このセミナーでは、景観のカラープランニングとコントロールの手法について具体的事例をご紹介しながら演習を交えて分かりやすく演習いたします。

■プログラム
・景観色彩ガイドラインの運用
 景観色彩設計における、色彩管理や運用法の規定のうち、ここでは特に難しいとされる色彩ガイドラインの、運用の要点についてお話しします。

・実態調査と分析【実習】
環境測色調査からデータの整理分析までを実習を通して解説します。

・色彩計画案の作成【実習】
カラーコンセプトの作成、色彩設計案の作成作成、カラーシュミレーション画像の作成について、それぞれ実習を通して解説します。

・景観の評価【実習】
作成した色彩設計案を評価します。様々な評価手法の中から最適な手法を選定し、評価実験の実習をおこないます。
また、実験から得られたデータの分析について解説します。

■開催日時  7月15日(金)  10:00~16:45
■会場     霞会館((財)麻布研修センター) 東京都港区西麻布3-2-32 
■主催     財団法人日本色彩研究所

■受講費    31,500円(税込)
■申込方法   HPより  
■詳細はこちら http://www.jcri.jp/index.html

グラウンドアンカーとロックボルトの併用について

セクション
|
タグ

グラウンドアンカーとロックボルトの併用について教授ください。

現在、次ののり面崩壊の対策としてのり枠工+ロックボルト工を計画しています。

①計画箇所は1段目と2段目 ※1段目と2段目の間に1.5m幅の小段設置、3~4段目は安定勾配による切土工のみ
②定着層は、2段目の下半分以下が風化岩、それ以上が砂礫層
③すべり形態は、総合評価から岩盤部1:1.2、砂礫層1:1.4とした連続する直線すべりで想定

以上の条件において、砂礫層への削孔延長が7mを超えることから、経済比較の結果、2段目をグラウンドアンカー工にて計画する案が浮上しました。
そこで、質問なんですが、一つのすべり形態のなかで、抑止方法が異なる工法を併用した場合、なにか問題があるのでしょうか?
併用はしないという意見が周りでは多かったのですが、明確な理由がはっきりしていなく、よくわかりませんでした。

ご教授下さい。

津波を防ぐ防潮堤の設計について

海岸保全施設の技術上の基準を定める省令(平成十六年三月二十三日農林水産省・国土交通省令第一号)第三条第3項では
堤防等の天端高は、次の各号のいずれかに掲げる値に当該堤防等の背後地の状況等を考慮して必要と認められる値を加えた値以上とするものとする。
一  設計高潮位に設計波のうちあげ高を加えた値
二  設計高潮位の時の設計波により越波する海水の量を十分に減少させるために必要な値
三  設計津波の水位
と規定されています。津波を防ぐための防潮堤は上記三にもとづき,うちあげ高や越波する海水の量を考慮せずに設計されているように思われますが,実際その通りでしょうか。
津波避難ビル等の指定を検討する際の,適切な建築物の選定基準(構造的要件)には下記の式が示され,全水頭は水深(底面からの水位)の3倍と考えられますが,それだと上記省令に基づく設計では必要高さの1/3になってしまいます。これは私の考え違いでしょうか。
qz = ρg(3h − z)
ここに、qz: 構造設計用の進行方向の津波波圧(kN/m2)
ρ: 水の単位体積質量(t/m^3)
g: 重力加速度(m/s^2)
h: 設計用浸水深(m)
z: 当該部分の地盤面からの高さ(0≦z≦3h)(m)

CBRmの計算について

セクション
|
タグ

ある地点のCBRは、下記のとおりでした。

①層厚85cm CBR=3.5
②層厚15cm CBR=0.4

指針によれば、「厚さ20cm未満の層がある場合は、CBRの小さいほうの層に含めて計算する」となっております。
今回の場合、CBRmは3.5とすべきか、安全サイドで0.4かどちらが正しいのですか?

根拠文献もあわせて教えていただければ幸いです。

路面表示(ゼブラ)について

現在積算の中で担当者に「すり付け区間の中にゼブラを設けてください。」という要望がありました。
ゼブラのすり付け区間は40m(外側線に沿って)です。
みなさんにお聞きしたいのは、ゼブラの設計をするときに線のRなどを指示されているものなのでしょうか?
他工区の現場の報告書などを見てもそのような資料は見つからず、なにを根拠にこのRにして設計したのかがわからないです。
教えて頂けないでしょうか?

良好な地盤の条件

セクション
|
タグ

土木・建築構造物で直接基礎を適用する場合,地盤が良好であることが必要です。某協会の指針におきましては,地盤が良好である条件として,N値≧30(砂質地盤)といったことが記載されておりますが,良好地盤と見なすことができる条件につきまして,根拠が詳しく記載されている文献をご存じの方がいらっしゃいましたら,ご教授いただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

鉄筋コンクリート床版橋の適用範囲について

セクション
|
タグ

鉄筋コンクリート床版橋の適用範囲について

お世話になります。
鉄筋コンクリート床版橋(以下RC橋)の適用範囲について、平成14年発行の「道路橋示方書」(P220・表-7.4.1)によると、単純版RC橋の支間適用範囲は4.00mまでとなっていますが、それを超える場合はPC橋で施工しなければならないということでしょうか?

最近、支間4.20mの床版橋を設計することになり、上記のことについて行政と協議をしたところ、(支間が4.00m以上であるが)鉄筋コンクリート床版橋でも構わないと言われました。

許可申請上は問題ないかと思いますが、構造耐力上、支障ないのでしょうか?
また、支間4.00m以上の床版橋の設計経験がない為、設計上の留意点等があればあわせて教えてください。

護岸ブロックの力学的安定照査について

セクション
|
タグ

護岸ブロックのメーカーの者です。よろしくお願い致します。

護岸ブロックの力学的安定照査に用いる抗力係数CD・揚力係数CLについてお尋ねします。

財団法人土木研究センターの水理特性値試験を行っていない特性値がないブロックの場合、
抗力係数CD・揚力係数CLはどういう値を用いるのが適当でしょうか。

「護岸の力学設計法」によりますと、「CLの値はとりうる範囲の上限値と考えられる1.0程度を与えて、
安全側の結果となる範囲での簡便な方法もある」とありますが、
公開されている試験特性値をみますと、0.1以下におさまっており1.0は安全側過ぎるのではと思います。

たとえば0.5あたりでも十分安全とは思いますが、発注者からその数値を採用する妥当性や文献等の
根拠を求められ難儀しております。

実際に使用された実績値、また参考になる文献、要領等がございましたら、ご教示をお願いいたします。

有限長の杭について

 道路路側の構造物の基礎工で,経済性の面から単杭の摩擦杭で有限長の杭として検討したいのですが,過去のマニュアル等には半無限長となる根入れを確保し,弾性法で検討するのが望ましいような記述が見られます。また,摩擦杭に関しては,短杭だと支持力の面で不測の事態が発生する恐れがあるとの記述もあります。
以上の記述は,有限長の杭の場合,杭先端部の拘束条件や,根入れ部の土質が複雑に変化すると計算が複雑になり,電算が発達していなかった時代は,杭の動向を解析し切れなかったからでしょうか?
とすれば,パソコンでも弾塑性法の検討ができる現在では,有限長の摩擦杭について,他に不安定となるような懸念要素はあるのでしょうか?
ご教示ください。