土木学会2026年9月新刊のご案内『2026年制定 トンネル標準示方書〔共通編〕・同解説/〔開削工法編〕・同解説』

トンネル工学委員会から、『2026年制定 トンネル標準示方書〔共通編〕・同解説/〔開削工法編〕・同解説』
が発刊され、好評発売中です。

今回の「2026年制定 トンネル標準示方書[共通編]・同解説/[開削工法編]・同解説」での改訂の主旨は、以下のとおりです。
・近年の施工実績を踏まえ、調査項目を追加するとともに、調査方法に関する記述を充実させました。
・共通編の内容を踏まえ、新たに「危機耐性」の考え方を追加しました。
・復旧性については、2016年版で対象としていた地震の影響に加え、火災および車両衝突の影響を考慮し、「第8章 復旧性」として再構成しました。

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耐久性照査における鉄筋応力度の制限値σsl1について

開削トンネルの耐久性照査についてです。
2016年制定トンネル標準示方書【開削工法編】P72に示されている解説表2.8.1のひび割れ幅の検討に関する鉄筋応力度の制限値σsl1についてですが、”常時湿潤環境”では、制限値が σsl1=100N/mm2となっています。
一方で、2017年制定コンクリート標準示方書【設計編】P149では、”常時湿潤環境”では、制限値が σsl1=140N/mm2になっています。
トンネル標準示方書とコンクリート標準示方書で、同じ”常時湿潤環境”であるのに値が相違するのはトンネルの施工性?とか踏まえて制限値を変えている(低くしている)のでしょうか?
正誤表には何も記載は有りませんが、コンクリート標準示方書の解説を読む限り、トンネル標準示方書の方の制限値が誤りなのかなとも感じています。