鉄筋スペーサーの設置個数について

土木工事に携わっているものです。
公共工事の工事必携等に『鉄筋のかぶりを保つよう、スペーサーを設置するものとし、構造物の側面については1m2当り2個以上、底面については4個以上設置しなければならない。』とありますが、擁壁等の壁(厚:50cm)の場合、前面と背面の鉄筋を巾止め筋にて固定してあるので一体ものと考え、壁前面の面積に対し1m2当り2個以上として前面及び背面に均等にスペーサーを設置する(前背面の合計面積からすると1m2当り1個以上相当になる)。と判断してよいのでしょうか?

腐食により損傷した目地板について

コンクリート構造物用目地板(瀝青繊維質板,t=10mm)が腐食により損傷し,外観上の問題から,補修を求められています.損傷の程度は,腐食により完全に抜け落ちているものもあれば部分的に抜け落ちているものもあります.
コーキング等による補修が考えられますが,その他に何か他の方法があれば教えてください.よろしくお願いします.

鉄筋コンクリートL型擁壁のひび割れ発生原因について

 鉄筋コンクリートL型擁壁のひび割れの発生原因として,どのようなことが考えられるでしょうか?
 延長は約2kmで,10mに1箇所の割合で目地板および止水板を設置しています.天端幅30cm,擁壁高1.5〜3.0m,その他の構造等の詳細は不明です.ひび割れが約80箇所,ヘアークラックで,クラックより白いゲル状の物質が析出しています.施工後約9年が経過しており,コンクリートの打設は秋から冬にかけてであったと聞いています.
 よろしくお願いします.

既設橋橋脚の液状化対策

橋に影響を与える流動化が生じると判定された地盤がある場合の耐震性能の照査、流動力の算定方法は道路橋示方書(?耐震設計編)に紹介されており、新設の橋梁については的確な設計が可能であるが、既設橋梁に液状化対策を実施する場合の補強方法・施工方法はどのようなものが考えられるのか、どなたか教えていただけませんでしょうか。

ブリーディング試験について

今、高流動コンクリートの配合試験をしている者ですが、ブリーディング試験の際、計測2分前より容器を傾けるやり方と、傾けないやり方とでは試験結果に大きな違いが出てきます。試験方法に記載されている「傾ける」行為は、必ず行わなければならないのでしょうか?
もし同様な経験をされている方、もしくは試験方法の意図についてご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

drop-in girderの和訳

橋に関する情報番組の和訳を行っているのですが、その中にdrop-in girderという橋桁が出てきます。
これは日本語ではどんな種類の橋桁を指しているか、お教えいただけますでしょうか。
具体的には、カナダのコンフェデレーション・ブリッジに使う橋桁としてcantilever main girderとdrop-in girderが出てきます。cantilever main girderは「カンチレバー主桁」としました。
よろしくお願いいたします。

土木学会基準の水の品質試験に用いるけい砂

土木学会基準の「試験室におけるモルタルの作り方」(JSCE−F 505-1999)の中で、コンクリート用練混ぜ水の品質の試験のためのモルタルに使用する細骨材は、けい砂Aとけい砂Bを2:1で混合したものを使用することになっており、それぞれ粒度範囲が示してあります。
ところが、この粒度範囲に合致する粒度のけい砂が、入手できません。(調査不足かもしれませんが)どこから入手できるか、教えていただければ助かります。
よろしくお願い致します。

生コン水セメント比の荷卸し時の測定方法

床版コンクリート打設時、生コン荷卸し時において、100から150m3につき1回水セメント比を測定し、・・・・と通達が去年出たようですが、現地にて、いろいろな測定方法があるようですが、どの方式にて測定するのが正しいのか? エアメータ方式が一番高い単位水量が出るようですが。

無筋コンクリートの水セメント比について

『水セメント比は65%以下にすること』とコンクリート示方書に記載されていますが、一般的に鉄筋コンクリートの場合ですよね。では無筋コンクリートはどうなんでしょうか?よく50%や55%以下と聞くのですが実際はどうなんでしょうか?よろしくお願いします。

暑中コンクリートについての疑問

コンクリート標準示方書(平成8年度版)の暑中コンクリート 一般【解説】の欄には
『運搬中のスランプ低下、連行空気量の減少、【省略】、温度ひび割れの発生などの危険性が増す』とあります。

ここで疑問なのですが、それ以降に記載された骨材の冷却、打ちこみ温度の低減等の対策と温度ひび割れの発生は関係があるのでしょうか。
温度ひび割れはコンクリート内外温度差によるひずみの差が影響するのであって、コンクリート打設終了時から闇雲に外部だけを冷やすのは、むしろ悪影響のような気がします。
もちろん湿潤状態は保たないといけないのでしょうが、施主によってはこの欄を盾にとって必要以上の対策を要求してきます。
技術者としては、書面上の整合性より大事にすべき本質があるのではと思い、先般より疑問に感じていた事を投稿させて頂きました。