設計付着強度の決定根拠

鉄筋コンクリート用棒鋼の付着強度試験の結果が手元にあり、無塗装鉄筋の付着応力度が0.002d(d:鉄筋径)の時は3.5〜3.9N/mm2程度、最大応力度は11〜15N/mm2でした。
σck=30N/mm2に対し許容付着応力度は道示で1.8N/mm2、コンクリート標準示方書の強度算定式で2.7N/mm2となります。道示と示方書では安全率1.5が見込まれていると仮定すれば、だいたい同じような考え方になっているものと想像できます。それに対し、試験値の方は大きな値となっており、『0.002dで付着強度とする』と明記されているならばわかるような気がしますが、試験法では最大応力度も試験データとして必要となっています。ここで、いったいどういう手順(考え方)で付着応力度(強度)が決められているのか疑問に思っています。解説している文献等が見つかりません。どなたか、決定までの考え方(あるいは文献)がわかる方はいらっしゃらないでしょうか。

割ぐり石(JIS A5006)について

JISA5006に書かれていることが理解できないため、教えてください。
種類及び呼び方の表1の一部ですが次のように書かれております。
【呼び方  割ぐり石 1号
1個の質量 kg
 標準値  10
 許容差 ±20% 
荷口の許容差
 (1個の質量の標準値の許容差をはずれるものの合計質量の、全質量に対する百分率)
  30%】
 
解らない点
 荷口の許容差とは、どういうことか。
 1個の質量の許容差とは、どういうことか。
 1個の質量の許容差と荷口の許容差の関係は、どういうことか。
     

アスコンの使用骨材について

皆さん、はじめまして。コチタロと申します。

さて、アスコンの配合設計を実施している中で、使用骨材についてご質問をさせて頂きます。
はじめに結論を述べさせて頂きますが、下記のような状況です。
○当該粗骨材は、As付着性試験の結果、良好ではない。
○安定度が4程度と、かなり低い傾向となる。
○OACとして、一般的な値が5.0%程度だとすると、4.0%程度とこちらもかなり低い傾向となる。(抽象的ですが)
○ちなみに、骨材の単重試験や吸水量試験など、特異な値は示しておりません。

単に安定度をフォローするという観点で言うと、例えば7号砕石の混合率を高めたり、剥離防止剤を使用したりという方法があるでしょう。
しかし、どうも納得がいきません。
いろいろと観察していると、あることが判明しました。
どうも、粗骨材にはシリカ(ガラス成分や石英など)が含まれているらしく、1粒とって光に当てるとキラキラと光ります。(偏光顕微鏡などの分析を行ったわけではありませんので、あくまで推定です)

そこで、もし同様のご経験がある方、もしくは何らかのご意見をお持ちの方がいらっしゃれば、ご教示頂きたいと思います。

よろしくお願いいたします。

道路側溝の流末処理(農業用水路への影響)

道路側溝の流末処理を農業用水路(用排水兼用水路)へ放流することを計画しいます。
この場合、下流域において水田取水されることから、水稲への悪影響を懸念されています。
そこで、下水道などで計画する「除外施設(オイルトラップ)」の設置を検討しようと考えているのですが、除外装置の維持管理や施設の規模など難しい点があるよう心配しています。

このような施設で対応する以外に方法をご存じ方、またこのような対処の実績をご存じ方、見解等をお願いいたします。

鉄筋コンクリート部材厚の設定法

鉄筋コンクリート構造物(ボックスカルバート等)の設計を行っています。

コンクリートの部材厚の設定方法について質問します。

コンクリートの部材厚については、応力計算を行って決定すれば済むのですが、ただ、現在、構造物のレイアウトの段階で、後に応力計算を行って何度も部材厚を変えて計算をしなくても済むように、部材厚をおおよそ設定したいと考えています。何か部材厚を要領良く設定する方法はないでしょうか?

よろしくお願いします。

捨石工事における法面安定勾配について

海上工事素人です。
高さ(厚さ)3.5m程度の捨石(500〜1000kg)を計画しています。
現場条件の制約からその法勾配が1:1.2ぐらいにする必要があります。
捨石工事に対して安定勾配上の決まりはないのでしょうか?
(例:最低法勾配1:1.5以上 等)
ちなみに円弧すべり上の最小安全率(当現場では1.3以上)は満足しています。

重ね継ぎ手部の横方向補強鉄筋

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 コンクリート標準示方書に記載されている、「鉄筋の継手」の中で、基本定着長以上の定着長(基本定着長の1.3倍あるいは1.7倍)を必要とする場合、横方向(配力筋?)鉄筋等で補強しなければならない・・・とあるのですが、補強の方法がわかりません。ご存じの方がおられましたら教えて下さい。

支承構造の違いによる支承縁端距離の取り方について

はじめて投稿させて頂きます。下記の質問について
どなたかご回答頂ければ幸いです。
小生自身、支承構造の区別が未だに理解できてなく、
大変恐縮でまとはずれな質問、内容が判りにくいなど
あるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
なお、支承縁端距離で同じような記事がないか検索しましたが、
該当する記事がないようでしたので質問させて頂いています。

橋梁下部構造の支承構造で
?分散支承(コスト縮減型)や?固定可動支承(機能分離型)等が
あると思いますが?はゴム支承にアンカーボルト(4角に)が入っており、
?はそのようなものは無く、別途アンカーバーが付せてある。
(種々の支承があり一概には言えないのかもしれませんが)

ここで上記?、?のような支承を用いた場合、必要な支承縁端距離を
検討する際は以下の方法で設定する。

?は4角の内の一番橋座に近いボルトに対する支承縁端距離を検討する。
 (道示?:P217 図-解8.6.5)
?はゴム支承の中心から支承縁端距離を検討する。

といった解釈となるのでしょうか。
橋長40m以下の橋梁で検討していますので、小生が検討している支承構造
の規模が小さく、道示?:P217 図-解8.6.4のような構造のアンカーボルトは
無いことから、上記の解釈はまったく見当違いなのでしょうか。

以上、どなたかご助言を頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。