
コンクリートの降伏曲げモーメントについて質問があり投稿しました。
道路橋示方書では、鉄筋の引張応力度が降伏強度に達した際に、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達する場合には、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達するときの抵抗曲げモーメントを、降伏曲げモーメントの特性値として扱うということになっています。
この場合、コンクリート上縁のひずみを2/3σckのときのひずみとして、中立軸を仮定して圧縮側鉄筋と引張側鉄筋のひずみ、軸力を算出して合力がゼロになる場合の曲げモーメントを求めればよいかと考えましたが、この考えで検討すると鉄筋が降伏ひずみを超えて降伏曲げモーメントが通常より大きく算出されます。
例えば圧縮鉄筋の軸力を無視したりといった、何か上記以外の条件があれば教えて頂けないでしょうか。
コメント
#9974 Re: コンクリートの降伏曲げモーメントについて
「引張鉄筋が降伏強度」か「コンクリートの圧縮応力度が強度の2/3」のどちらかに達した状態が降伏曲げモーメントではないでしょうか。
#9979 Re: コンクリートの降伏曲げモーメントについて
おっしゃるとおり、どちらかなのですが、2/3σに達したときの計算がどうもうまくいかず、鉄筋が降伏する場合の値より大きくなるので、どこかおかしいと思い投稿しました。