東京の地震対策

阪神大震災が起きたときには,東京で大地震が起きたら大変だ,というテレビ・新聞をよく見かけました。最近ではほとんど目にしないのは,対策が完備されたからなのかもしれませんが,住んでいて実感がありません。東京の地震対策として,具体的に何が,どう変わったのですか?
阪神大震災が起きたときには,東京で大地震が起きたら大変だ,というテレビ・新聞をよく見かけました。最近ではほとんど目にしないのは,対策が完備されたからなのかもしれませんが,住んでいて実感がありません。東京の地震対策として,具体的に何が,どう変わったのですか?
ヨーロッパなどの街では電線が見えず,すっきりとした街並みです。一方,日本は住宅地・繁華街をとわず,頭上に電線が張り巡らされていて,雑然とした印象を受けます。日本でも電線を隠して,スッキリした空が見えるようにならないのでしょうか?
【土木学会平成15年度全国大会実施大綱】
1.実施期間:平成15年9月24日(水)〜26日(金)
2.実施場所:徳島大学(常三島キャンパス)
但し,特別講演会と特別討論会は、徳島市立文化センター
交流会は,ホテルクレメント徳島
3.行 事:
1)特別講演会
期 日 : 平成15年9月25日(木) 午後
会 場 : 徳島市立文化センター
2)特別討論会
期 日 : 平成15年9月25日(木) 午後
会 場 : 徳島市立文化センター
3)第58回年次学術講演会
期 日 : 平成15年9月24日(水) 午前、午後
平成15年9月25日(木) 午前
平成15年9月26日(金) 午前、午後
会 場 : 徳島大学(常三島キャンパス)
4)研究討論会
期 日 : 平成15年9月24日(水) 午後
平成15年9月26日(金) 午前
会 場 : 徳島大学(常三島キャンパス)
5)交流会
期 日 : 平成15年9月25日(木) 夕刻
会 場 : ホテルクレメント徳島
6)学生交流会
期 日 : 平成15年9月24日(水) 夕刻
会 場 : 徳島大学(常三島キャンパス)
※年次学術講演会の応募締切は,4月初旬となります.
実施要領,申込方法については,学会誌2003年2月号および,
土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/ に
掲載いたします.
年度末になると何を直しているのか判らない道路工事が増え,本当に必要な工事なのか疑問を感じます。予算消化をしているだけではないでしょうか?必要としてもなぜ年度末に集中するのですか?
みんな読んでる「小泉内閣メールマガジン第72号 2002/11/28」に
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
養老孟司氏が特別寄稿しています。
最後の部分
「技術も行政も日本全体に一律であり、人々は「そうでなければならない」と、
なぜか思いこんでいるのである。」
は土木技術に対する苦言でもあるでしょう。
(続き...)に抜粋をのせておきます。[特別寄稿]
● 日本とはなにか(北里大学教授、東京大学名誉教授、食料・農業・農村
政策審議会委員 養老孟司)
東北、関東、中部、近畿、中国というふうに、本州は五つに区分される。
これはふつう行政の区分、つまり人間が分けた区分だと思われているはずで
ある。
約一千万年をさかのぼると、この区分は島の区分だった。本州はほぼこの
五つの島が集まってできた。
もちろん一千万年前に、ヒトが日本列島に住んでいたわけがない。日本列
島にヒトがやってきたのは、せいぜい十万年前というところであろう。
そんな古い区分が、なぜ行政区分になるのか。
静岡県の例をとろう。ここは古くは駿河、遠州、伊豆という三つの「国」
である。駿河と遠州の境は中央構造線で、伊豆は百万年ていど前には独立の
島だった。それなら静岡県に対する昔風の三区分は、じつは自然条件の反映
である可能性が高い。それを静岡県という一単位にしたのは、徳川さんのお
膝元だったからであろう。
ヒトが日本列島に住んでいなかった時代の自然の区分が、行政区分に影響
する。それは昔の人が自然条件に制約されて生きていたからであろう。縄文
時代人なら狩猟採集が生活だから、植物や動物の微妙な違い、微気象の違い
が、長い間に生活や文化の違いとして表現されたに違いない。生物は進化も
するが、他面ではきわめて保守的である。日本列島に生息する虫の一部は、
列島が島に分かれていた一千万年前の状況を、いまだに保存していることが
知られている。
こうして、われわれが人為的と見なしている地域の区分にも、自然条件が
大きく影響している。もちろん逆もまた成り立つ。昆虫の分布や地質学から
いうなら、たとえば対馬は朝鮮半島に属し、沖縄は中国に属する。しかしそ
れが日本という国家に属するのは、人間のほうの都合である。
国境を見直せとか、そういうことをいいたいのではない。現代人はすべて
は人間の都合で動くべきだと思っている。そこをもう少し反省すべきではな
いかといいたい。
自然保護とか、環境という表現でいわれてきたことは、そのことである。
現代の技術はそうした微妙な環境条件を単調なものに変えてしまう。つまり
乱暴なのである。その乱暴さを引き起こすのは、無知である。中央構造線を
境に昆虫相が変わることは、昆虫に興味を持つ人なら、よく知っている。そ
れならたとえば、そういう地域での自然の変更は、他の地域より注意深くな
ければならないはずである。しかし技術も行政も日本全体に一律であり、人
々は「そうでなければならない」と、なぜか思いこんでいるのである。
※ 執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/yourou.html
道路4公団について、旧国鉄同様分割民営化の方向で議論が進んでいます。
私は、旧国鉄の分割民営化がうまくいった大きな要因は、基盤である旅客輸送部門での努力もさることながら、一日1,600万人という方が交差し利用する駅施設を有効に活用できたことも大きな要因となっていると思います。
詳細は、例えばJR東日本のHP(http://www.jreast.co.jp/index.html)の会社概要を見ていただければ良いと思いますが、平成13年度は運輸付帯事業801億円に対し関連事業収入は、576億円となっています。15年前の昭和62年では、運輸付帯事業460億円、関連事業収入163億円を考え合わせると如何に力を入れてきたかがわかります。
では、高速道路ではどうでしょう。
道路と鉄道はたしかに運輸と言ってしまえば同じかも知れませんが、その実体の持つ性格は大きく異なる様に思います。
しかしながら、高速道路でも民間で成功している例があります。皆さんの中にはご存じの方もおられると思いますが、通常首都高ではKK線などと呼ばれている汐留と京橋間の全長2kmの部分です。この区間は、東京高速道路株式会社が保有し、昭和59年にその一部が開通しています。
うまく行っている理由は、銀座を通る高速道路ということで高架下の空間をテナントとして貸し家賃収入を得ていることにあります。車の通行料を取っていないことを考えると賃貸建物の屋上を道路として利用させていると見ることもできます。
興味のある方は、以下のHPを参照してください。 東京高速道路株式会社
http://www.tokyo-kousoku.co.jp/
関連記事
http://journal-izm.hp.infoseek.co.jp/v15-kazuzo.html
全ての高速道路が東京高速道路(株)の様にはならないことは確かです。
私自身は、道路に関わる業務をしていませんが、同じ土木に従事する者として道路4公団が民営化された後に興味があると同時に会社として成り立っていくのか心配しています。また、高速道路の利用者として、通行料金が安くなってくれることは良いことですが、会社あっての料金設定です。他に収入の道が無ければ料金値上げか潰れる以外にとるべき手だては無いと考えます。
高速道路に付加価値を付けるアイデアを教えてください。
表題: 進化する建設マネジメント
著者:編著 高崎 英邦
佐藤 義仁
石井 信明
出版:建設図書(ISBN4-87459-215-5)
・・・日常業務の改善のために、また知識・教養醸成のためにも、いま話題の建設マネッジメントに関心のある方々は多いと思われる。これは、著者らが研究活動、講演会、教育活動等を通じて感じてきたことでもある。このような状況を鑑みて、急速に変貌しつつある建設マネジメントの最新像を理解できる適当な参考書が欲しい人、日常業務に役立てたい人、建設産業界第一線の実務者を主な対象として、若年者ないし大学院生にも理解できる図書を送り出すことを思うに至った。・・・・ 本文「序」より
本書の構成は、第1編で建設マネジメントの概要としてその全体像を整理している。第2編では、近代的建設マネッジメントを特徴づけ機能させる基盤技術、”プロジェクトマネジメント”、”情報技術”、”経営管理技術”を述べている。最後に第3編では、建設マネジメントの要素技術の中から、”建設行政と建設マネジメント”、”建設産業・企業の再生化”、”多様な事業執行方式と入札・契約方式”、”国際規格と技術者資格”を抽出し述べている。