環境監査研究会シンポのお知らせ

環境監査研究会15周年記念シンポ
持続可能な社会の実現に向けた企業のCSR
−これからの企業に求められる倫理とは−
環境監査研究会は1991年8月1日の創立以来,EMS、環境報告書や、社会の持続可能性の確保と企業のCSR等について研究を重ねて参りました。昨年は人類絶滅のポイント・オブ・ノーリターンを目前にしてサステナビリティ・ディベロップメントの3大目的である貧困撲滅・生産消費形態の変更・自然資源基盤の保護管理をトータルに議論しました。持続可能なエネルギー利用と生物多様性の確保を図ること,及び世界的な貧困の撲滅を同時に達成することが,社会の持続可能性の確保の点から求められていることが確認されました。
しかし、世界中で議論はされるものの,方向転換は遅々として進んでいないようにも思えます。
そこで今回は、「企業倫理」について考えたいと思います。突然、「倫理」といわれると固くて、少し、引いてしまいたくなります。しかし、方向転換のためには、サステナビリティの責任主体である市民、企業、政府の行動の基本にある理念や規範から目をそむけるわけにはいきません。倫理の実践主体は自然人である人だけでなく、人の集合の単なる合計ではない1つの「存在としての組織」も実践主体と考えます。サステナビリティの責任主体として影響力の大きい企業の倫理実践と、それを受け入れる社会との関係を議論したいと考えました。
また、サステナビリティを考える時、一般的には、経済、社会及び環境を思い浮かべますが、この中には生物多様性も含まれます。しかし生物多様性については,日本においては議論されることが少なく,世界の常識が日本ではまったく通用していないのです。したがって個人のみならず企業の理念や規範にもほとんど反映されていません。「いのち、生物多様性」について世界の動きを概観し、企業倫理への反映も議論してみたいと考えました。
日時・場所 2006年8月26日(土)午後 13時開場13:30〜16:45、御茶ノ水 中央大学駿河台記念館
参加費 資料代2000円(ただし、環境監査研究会会員は無料)
開会挨拶
総合司会 水本 江里子 幹事(運営委員)
スピーカー・パネリスト〈13:35〜15:30〉
梅田徹氏 麗澤大学教授・麗澤大学企業倫理研究センター副センター長
「CSRを全うする新しい企業倫理」(仮題)
黒坂三和子氏 持続可能な発展のための日本評議会(JCSD)事務局長
「いのち、生物多様性と世界の取組」(仮題)
大島一哉 氏 ?建設技術研究所・代表取締役社長
「土木設計者、建設コンサルタント(企業)での品質と倫理の確保」
パネル・ディスカッション〈15:40〜16:40〉
コーディネーター 後藤敏彦 環境監査研究会代表幹事
閉会 16:45 17時 有志にて懇親会
お申込及びお問い合わせ
参加ご希望の方は下記をご記入の上、できればEメールで、またはファックスにてお申込ください。
<環境監査研究会> E-mail:pxd04322@nifty.com FAX:047-342-6828
お名前・所属先名(連絡先が所属先の方のみ)・連絡先住所(〒 )
Email・TEL:・FAX :
参加内容( )シンホ゜シ゛ウムのみ ( )懇親会(有料)あれば参加希望
EARG会員かどうか ( )会員、 ( )非会員
以上